減薬について

高齢者の方は本当に多くの薬を飲んでいます。

なかには何十種類も飲んでいる人もいます。

しかし、これら内服薬の相互作用についてしっかりと理解できている医者はいるのでしょうか?

何十種類もも薬を一緒に飲んで、それぞれが作用を増強してしまったり、あるいは弱めてしまったり、あるいはただ単に体に害を及ぼすことになってしまったり・・・。
自信を持って答えられる医者はいないと思います。

自分もわかりません。

内服薬は飲まないに越したことはありませんが、飲むにしてもシンプルであることが一番です。

当クリニックでは積極的に内服薬の整理を行っています。

ただ、むやみやたらに薬を減らせば良いというわけではありません。
重要なお薬ももちろんあります。

そのあたりを見極めて調整を行っています。

特に多いのが無駄に胃薬を飲んでいる人。
胃薬の中には、作用機序的に「物忘れ」を引き起こしてしまうものもあります。
漫然と胃薬を飲むのは良くありません。

胃酸を抑え込むことによって、食事の消化に影響が出たり、腸内細菌にも影響が出てしまいます。

胃潰瘍や逆流性食道炎がない限り、胃薬を飲む必要はないと思います。

減薬することによって、元気になる人が本当に多いです。

「薬によって病気が作られている」ことも多々あると思います。

薬は石油製品です。
そんなもの、極力口には入れたくないですよね・・・。

薬を飲まなくても済む方法はないかを常に考えています。
つきつめると予防医療になってしまうのですが。

これまで相当減薬をおこなってきました。
国では医療費高騰が問題視されていますが、そこそこ医療費削減に貢献してるのではないかと思います。

内服薬で疑問に思っている方がいましたら、是非ご相談ください。