ビタミンDの力 パート2

以前ビタミンDについての記事を書きましたが、今回はその補足です。

ビタミンDは「ビタミン」と名前がついていますが、化学構造を見るとステロイド骨格があり
単なるビタミンとは異なります。
どちらかといえばステロイドホルモンの1種に近いものです。
そのため多彩な効果があるといわれています。

以前にも書きましたが、
・骨・カルシウム代謝の正常化
・免疫力増加
・動脈硬化、心臓疾患の予防
・糖尿病予防
・うつ病などの精神疾患の予防
・認知症予防
・筋力低下予防
など、多くの効果があります。

またビタミンDには
・ビタミンD2
・ビタミンD3
の2種類があり、効果があるのはビタミンD3です。

ビタミンD3は動物由来のもので、鮭などに多く含まれます。
ビタミンD2は植物由来で、干しシイタケなどのキノコ類に豊富です。

以前「キノコに豊富」と書いてしまいましたが、シイタケばかり摂取しても良くありません。
というかビタミンDに関していえばあまり意味がありません。

かといって鮭ばかり食べるのもリスクがあります。
養殖物、輸入物などは抗生剤が多量に使われていたり、重金属、放射能の問題などもあります。

基本的な栄養は食事からとるのが理想なのですが、現代では多くのリスクが潜んでいます…。
日焼けで自然にビタミンDを作ろうにも、北海道のような高緯度の地域だと冬は日照時間も短く、なかなかビタミンDを作れません。
結局、良質なサプリを上手に使うことが良いと思います。

ちなみに現代の日本人は圧倒的にビタミンD不足の人が多く、特に母乳に少ないため
ビタミンD不足により骨の形態異常をきたす「くる病」のお子さんが増えているそうです。
母乳育児の子ほどビタミンDが不足しているケースが多いようです。
大人もあるいは子供に対しても、日焼けを気にしすぎるあまり日焼け止めをたくさん塗ってしまう方が増えていますが、ビタミンDを自然に作ることを自ら妨げているようなものです。
何事もやり過ぎは禁物です。

外で元気に遊ぶ子が丈夫なのは、いろんなばい菌に触れて免疫力がつく効果もあると思いますが、日光に当たることによってビタミンDがたくさん作られて、免疫力増強、そして骨も丈夫になる、そんな作用が働いているのかもしれません。