リコード法について

最近認知症治療に対して、「リコード法」が話題になっています。

アメリカのデール・ブレデセン先生が提唱した認知症治療法で、
「アルツハイマー病 真実と終焉」という本が、現在どの本屋さんでも良く見かけます。
テレビ番組の「世界一受けたい授業」でも紹介されたようです。

認知症というものは一つのことが原因で起こるわけではなく、
炎症、栄養素の欠乏、ホルモンの欠乏、毒素(水銀やカビなど)などが原因として起こるということです。
それをブレゼン先生は「屋根にあいた36個の穴」という表現をしています。
だから単一の薬で治療するのは困難なのです。

恥ずかしいことにリコード法を知ったのはごく最近なのですが、
ブレゼン先生は数年前から論文を発表していたようです。
でも不思議なことに、リコード法の大部分は当クリニックでおこなっているものと重なっていました。

リコード法で紹介している検査をすべて日本で行うことはできないのですが、
治療として栄養を重要視しており、ビタミンDや亜鉛の話は何回も出てきます。

ホルモン補充についても、エストロゲン、プロゲステロン、テストステロン、甲状腺ホルモンなどすべて副作用の少ない天然ホルモンで治療をおこなっています。
プログネノロンやDHEAも取り扱っています。

もちろんグルタチオン点滴もおこなっています。
食事指導もおこなっています。

自分の実感として、アルツハイマー病に限らず、レビー小体型認知症を含めた認知症一般あるいは神経疾患一般に有効なのではないかなと感じています。
それ以外の病気予防や、一般的に健康のために確実に効果があるものだと思います。

しかしリコード法に書いてあること全ての検査・治療を実践しようとすると莫大な金額がかかります。
何を優先して検査・治療していくかを見極めることも大切です。