WHOにPR会社

かなり古い話になりますが、1990年の湾岸戦争のことを覚えているでしょうか?
そのとき「ナイラ証言」というものがありました。

当時日本のテレビニュースでも何度も取り上げられたので、動画を見ると思い出す方もいるかと思います。
(Youtubeなどでみれると思います)

「ナイラ証言」とは、Wikipediaによると、
——————–
ナイラ証言(ナイラしょうげん、Nayirah testimony)とは、「ナイラ」なる女性(当時15歳)が1990年10月10日に非政府組織トム・ラントス人権委員会(英語版)にて行った証言。イラクによるクウェート侵攻後、「イラク軍兵士がクウェートの病院から保育器に入った新生児を取り出して放置し、死に至らしめた」、その経緯を涙ながらに語った事で知られる。国際的な反イラク感情とイラクへの批判が高まって、無関係に近かったアメリカを中心にイラクへの攻撃支持世論が喚起されることとなる
——————-

とあります。
つまり、ナイラ証言によって、世論が「イラクへ攻撃しろ」「戦争になっても仕方がない」という流れになったのですね。

で、Wikipediaの続きにはこんなことも書かれています。

——————
「証言」は裏付けの取れたものと国際的に認識されていたが、クウェート解放以後マスコミが同国内に入り取材が許された結果、虚偽の「証言」であった事が発覚した。また、1992年に「ナイラ」なる女性は苗字がアッ=サバーハ(al-Ṣabaḥ、アラビア語:الصباح)であり、当時クウェート駐米大使であったサウード・アン=ナーセル・アッ=サバーハの娘だった事実が明らかになった。その上、証言自体がイラクから攻撃を受けて劣勢だったクウェート政府の意を受けたヒル・アンド・ノウルトンによる自由クウェートのための市民運動(英語版)の反イラク国際世論扇動のために行った広報キャンペーンの一環であったことが判明した。アメリカ合衆国大統領、上院議員や、各国のマスメディアも「証言」は幾度となく引用され、反イラク世論喚起どころか世論の高まりを受けたアメリカ参戦で敵対国イラク壊滅などクウェート政府によるプロパガンダとして大成功であった。この「証言」はクウェート政府が目的としていた湾岸戦争の火付け役となり、「女性や子供の証言」「現地で現場を見た被害者は嘘をつかない」との人々の根強い思い込みを背景に、弱者側が女性又は子供を利用したプロパガンダの例として引用される。
——————

つまり、ナイラ証言はウソだったということです。

ナイラという女性はクウェートにいたわけではなく、アメリカに住んでいた駐米大使の娘。
ナイラという女性はボランティアでクウェートの病院にいたということになっていますが、かつて数分間だけいたことは確かにあるものの、その病院でボランティアすらしたことがないことがわかっています。

涙ながらに語っていたあの証言は、Hill+Knowlton Strategies(ヒル・アンド・ノウルトン・ストラテジーズ、H&K社)というPR会社が台本を用意し、読ませたことがわかっています。
ご丁寧に、H&K社の副社長ローリー・フィッツペガドから直接演技指導を受け、病院にイラク兵が乗り込み保育器から取り出された多くの幼児が虐殺されたという嘘の証言をおこなったのです。

この事実はネットで簡単に見つかるくらい有名なことなのですが、湾岸戦争のきっかけが「PR会社によって作られたウソ」だったということをどのくらいの方が知っているのでしょうか?

上記のWikipediaではクウェート政府がオーダーしたような説明になっていますが、もちろんバックにはアメリカがいたわけです。
アメリカ政府がH&K社に「湾岸戦争介入に世論を扇動せよ」とオーダーしました。
14億円の報酬で。

政府に依頼されたPR会社が作った台本によって戦争が始まり、何万人という多くの人が亡くなったのです。

で、このヒル・アンド・ノウルトン・ストラテジーズという(悪い)会社。

実は現在、WHOの専属広告代理店なのです。

新型コロナのイメージ作り(恐怖をあおったり…)、いまではワクチンを強力に推進したり(WHOは製薬会社がスポンサーになっていますから)、そしてWHOのイメージを崩さない情報戦略をおこなったりしているようです。

一般企業ならわかるのですが、そもそもWHOにPR会社って必要なのでしょうか??
普通にまっとうなことをやっていればPR会社なんていりませんよね。
WHOは一般企業じゃないんですから競争相手だっていません。
何か事実をねじ曲げて強引に世論を誘導したかったり、何か間違ったことをしているからPR会社が必要になるのではないでしょうか?
あの湾岸戦争の時のように。

湾岸戦争の時このPR会社によって世界中の人が騙されましたが、今は大丈夫なのでしょうか?
数万人の死者を出すきっかけを作った会社のやることは信じられません。

メディアで報道されていることを真に受けるのがどれだけ危険かということがわかるかと思います。