脳は引き算が苦手

本日はまず1冊の本からご紹介します。

今回のブログのタイトルは、上記の本の中のとあるお話しの副題です。

「人は何かを改善しようとするとき、きっかけがない限り、引き算や削除をしようとは思わず、とりあえずつけ足すことを選ぶ習性がある」
そうなのです。

脳は直感的に、引き算は足し算よりも不自然なものだと認識しているようだとのこと。

この論文は以下です(英語)。
People systematically overlook subtractive changes

「はは~ん」と思いました。

医療における薬漬けもここにヒントがありそうです。

例えば認知症患者さんに認知症薬が処方されたとします。
そうしたら不穏が強くなったり、暴力的になることもあります。

そこで、通常は新しく始めた認知症薬が不穏になった原因かもしれないと思い、それを中止すれば良いだけの話です。

しかし実際は、不穏に対して抗精神病薬が追加されたりすくことが多いのです。
抗精神病薬でパーキンソン症状が出てきたら、今度はパーキンソン薬が追加されたり。
パーキンソン症状が出てくれば便秘にもなるから、下剤も追加されます。

患者さんが何か困った症状を訴えれば、まず医者は「どの薬使おっか」って考えてしまいます。

ただ、栄養に関しては別です。
現代人はビタミン・ミネラル不足が多いですから、これに関しては「足す」ことを考えた方が正解のことが多いです。

しかし「なぜビタミン・ミネラル不足になるか」も考えた方が良いですね。
例えば添加物のリン酸塩が体に入ってくると、体内のマグネシウムが外に流れっていってしまいます。
つまり、マグネシウム補充よりも添加物を避ける(引く)ことを考えるのが先決です。
しかし、今の野菜にはミネラルがほとんど含まれていませんから、普段の食事で十分補うことはなかなか難しい。
ですから仕方なくサプリをうまく使うしかありません。

サプリを超推奨しているってわけではなく、もちろん食事で十分補えるのが理想ですよ。
悪いものは一切食べない、完全無農薬・化学肥料も一切使用していないものしか口にしない、とか。
肉も、牛や豚、鶏がどんな餌食べていたのかきっちり把握できるものしか食べないとか。
そしてミネラルを喪失してしまうカップラーメンだとかジャンクフードは一切口にしないとか。
ただそうなるとストイックなギチギチの生活になる傾向にあり、それが苦でなければそれでもいいと思います。
でも自分はたまには悪いものも食べたり人生楽しみたいって思うので、サプリで補いながらやってます。
これはもう価値観ですね。

しかし毒を一切体に入れない生活なんてもはや不可能です。
車も一切走っていない山奥で完全自給自足していれば別ですけど。

薬の話に戻りますが、チコちゃんじゃないけど、ボーッとしているとただただ薬を追加していこうってなっちゃうんですよね。
この症状にはこの薬、あの症状にはあの薬って感じで。
もっとトータルにその人のことをみて考えていかないといけません。
病気だけとか症状だけみていると薬漬けになります。
だけど、これを「脳のクセ」のせいにしたらダメですね
医者よ、ちっとは頭つかえよ。

常に「引く」ことを考えていけば結構うまくいきます。
もしそれでダメだったら薬を元に戻せばいいだけの話ですし。

さて、この本には「脳の老化」についても書かれています。

例えばカルフォルニア大学の研究者が発見した「統合的ストレス応答阻害因子」というものについて。
これは細胞のストレスを軽減する効果があります。

その阻害因子を老化したマウスに投与すると、学習能力と記憶力が大きく回復したそうです。
しかも投与1日で効果を発揮したとか。
ちなみに、この阻害因子を若いマウスに投与しても、能力の増強がみられたとのこと。

つまり老化によって脳機能が低下するわけではなく、普段からある程度はブレーキがかけられているということです。

著者は、「本質的な認知能力を永久に失ったというわけではなく、その潜在能力が単に阻まれているだけ」とまとめています。
脳はうまく働かないようにみえても、実はすんごい力を秘めているのです。

この本には「脳の炎症」についても少し書かれていますが、先日こんなニュースがありました。

「アルツハイマー病は脳疾患ではないかもしれない」との仮説

認知症はアミロイドβという異常なタンパクが蓄積して起こるってずっといわれてきました。
「アミロイドβ仮説」とかいったりしますが、そのアミロイドβを取り除く薬の研究がずっとおこなわれてきたんですね。
しかしちっともかんばしい結果が出ない。

実はこの「アミロイドβが原因」と最初に出された論文が、画像操作され、結果が捏造されたおそれがあるといわれているのです。

まあ、製薬会社は相当認知症薬について研究してきましたよ。
でもまったく成功しないところみると、本当にこの仮説は怪しいのかもしれません。

この件についての詳しい記事はこちらから。

アルツハイマー病の研究論文に改竄の痕跡

エーザイが新しい認知症薬の承認を目指してがんばっているみたいですけど、この仮説が捏造だったとされたらどうするんでしょ。
根底から覆ってしまうことになるんですけどね。

製薬大手エーザイ開発中の認知症治療薬「レカネマブ」の効果は?

まぁ、このエーザイの新薬を潰すために、アミロイドβ仮説は捏造だったというニュースがタイミング良く出されたとも考えられなくもないです。
いや考えすぎか。
しかし上記の捏造の記事もエーザイの記事も、だいたい同じ頃にでてるんですよね…。

というか、アミロイドβ仮説だけでアルツハイマー型認知症を説明できないのは確かです。

他には、ミエリン仮説などもありますが、上記ニューズウィークの記事では、
「アルツハイマー病は脳内の免疫系障害?」
という仮説が紹介されているんですね。

「脳の免疫系が本来防御すべき器官を誤って攻撃するとすれば、アルツハイマー病は自己免疫疾患だと考えられる。」
とのこと。

なるほど、今回の新型コロナワクチン接種後に認知機能が急激に低下する症例も数多く報告されていますが、ワクチン自体の毒性によるものもあるだろうし、この免疫異常が起きて脳に影響が出ている可能性も考えられますね。

先に紹介した本には、
「免疫細胞は老化によって機能不全に陥り、健康な細胞まで攻撃してしまうことで、体の中に慢性的な炎症を引き起こす。免疫系の衰えによって認知機能が低下すると考えられるのは、そうした炎症が脳にも悪影響を及ぼすからです」
と書かれています。

今回の新型コロナワクチンやシェディングによっておきた発疹やじんま疹、アトピーの悪化など、グルタチオンで軽減される方が多いです。
グルタチオンの強力な抗酸化作用、抗炎症作用によると思われます。
グルタチオンによって認知症が進行しないケースをいくつか経験していますが、その慢性的な炎症を抑えるのが効いているのかもしれません。
もちろん他にも脳にたまった重金属などを排出することもいい効果を示していると思われます。

ちなみに、今回の新型コロナワクチンで副作用が強く出る人は、体に重金属がたまっている人という話があります
体に重金属がたまっていればたまっているほど、新型コロナワクチンの副作用が強く出るというのです。
となると、日本のインフルエンザワクチンには水銀(チメロサール)が入っていることが多いですから、
「新型コロナワクチン+インフルエンザワクチン」の組み合わせは最悪ですね。

でも、同時接種をしても問題ないといっている専門家もどき。

令和4年9月16日厚労省が出した「季節性インフルエンザワクチンの供給について」という題名の通達には、
「今冬のインフルエンザシーズンのワクチンの供給予定量は、令和4年8月時点で約 3,521 万本(1mL を1本に換算)の見込み(別紙1参照)であり、記録が残る中では過去最大の供給量が見込まれています。」

と書かれています。

「記録が残る中では過去最大の供給量」
ですよ?

おかしいっしょ。
新型コロナワクチンもみんな打ってくれたから、インフルワクチンもみんな打ってくれると思ってるのかな。
どさくさに紛れてって感じ。

オーストラリアとかでは確かに今年はインフルは増えたようですが、でもコロナとインフルで超ヤバいことになって人がバタバタ死んだとか聞いてませんよね。

まぁ、これからインフルエンザの脅し報道がますます加熱するでしょう。
なんてったって、記録が残る中では過去最大の供給量であるインフルワクチンを消費しなければなりませんからね。

なんでもかんでも打てば良いって話じゃないよ。