訪問診療とは
まず、医療は受ける場所によって以下の3つに分けられます。
- 外来診療:病院・診療所
- 入院診療
- 在宅医療
- 外来診療:病院や診療所の外来医療(外来診療)
- 入院して受ける入院診療
- 居宅などで受ける在宅医療
この3つのなかで医師が患者様の居宅(自宅、親類宅、介護施設など)に出向いて診療を行うのが訪問診療となります。
訪問診療というと「往診」というイメージがあるかもしれませんが、保険診療上、医師がその都度患者さんの求め(急な高熱など)に応じて出向く診療が「往診」です。
これに対して、あらかじめめ医師が患者様との間で同意を得て定期的に(2週間に1回など)患者様の居宅に出向いて診療するものを「訪問診療」と定めています。つまり、計画的な医学管理に基づいて行う在宅医療です。
それでは訪問診療を契約している場合、「緊急の時はやはり往診を頼まなくてはいけないのか?」という疑問があるかと思われます。
ご安心ください。当クリニックに訪問診療をご契約されている患者様には「24時間、365日対応」をさせて頂いております。患者様の住み慣れたご自宅で、きめの細かい医療をご提供させていただくのが「おおきな木ホームクリニック」の訪問診療です。
対応する疾患と対象
- 認知症
- がん・末期・重度障害をお持ちの方
- 病院やクリニックへの通院が困難な方
- 退院後自宅での医療ケアが必要な方
診療内容
- 薬の処方箋発行
- 留置カテーテルの交換
- 点滴注射
- 傷や床ずれの処置
- 血液検査
- 酸素吸入
- 各種診断書
- 主治医意見書(介護保険申請用)
- 入院時の連絡調整
- 訪問看護指示書発行
- 在宅看取り(最期をご自宅で迎えることを希望される場合にも、全力で支援します)