国内の死亡1万4000人減

「国内の死亡1万4000人減 1~10月、コロナ対策影響か」

上記のニュースは日経新聞で報じられたものです。

コロナでたくさん死んでいるとか、医療崩壊だとか大騒ぎしていますが、
実は全体でみると亡くなっている方は10月までで1万4000人も減っているという事実です。

上記の図のように
・肺炎で9137人減少し、インフルエンザは2289人減少。
・急性心筋梗塞など心疾患が4962人、脳梗塞など脳血管疾患が2887人減った。
・不慮の事故が1631人減った。
となっています。

種々の感染対策で肺炎等の感染症が減ったとも言えますし、外出自粛の影響で不慮の事故が減ったとも言えます。
しかしニュースの題名にあるように「コロナ対策だけ」が影響してこんなにも死亡者が減ったとは言えません。

心筋梗塞だとか、脳梗塞って、コロナ対策と関係あるのでしょうか??

まぁ、テレワークとかになって嫌な上司に会わなくなってストレスが減ったからというのもあるかもしれませんが、
そんな人たちで実際に心筋梗塞や脳梗塞をまぬがれた方なんてほとんどいないと思います。

一方で、老衰と癌で亡くなっている方は増加しています。
「これもコロナの影響?」と思ってしまいますが、関係ありません。
老衰については訪問診療、在宅介護の普及によって、「老衰」が死因とされるケースが年々増えています。
がんについても、現代医療が進んだといっても、ずっと昔からいまだに毎年毎年右肩上がりで亡くなる方は増えています。
コロナと関係なく、癌で亡くなる方は毎年増えているのです。

よく、コロナの影響でがんの検診が減って大問題だみたいなことをいっているニュースがありますが、
確かにがん検診を受ける人は減ったかもしれませんが、それによって死亡する人が急に大きな数字になって出てくるとは思えません。

ちなみに上記のニュースでは、インフルエンザで亡くなった方は2289人の減少とのことですが、インフルエンザが直接の原因で亡くなった人の数字だと思います。
インフルエンザ関連で亡くなった方は1万人いましたから、実際はもっと減っていると思います。

なぜ脳心血管系で亡くなる人が減ったのか、厚労省にはその点をもっと詳しく考察して欲しいですね。

「病院に受診する人が減ったから」

という結論が出ちゃったりして。

今までも諸外国において、病院がストライキを起こすと、その期間の死亡者が激減したという話がいくつもありますから。

少し古い研究ですが、アメリカでは医療が原因で死亡する人は毎年78万人とされており、死亡原因の1位となっています

別の論文では、
「毎年106万人が医学的には正しく処方された薬が原因で死亡している」
と発表されました。
つまりガイドライン通りの教科書的には問題ない処方が、結果的には悪さしていたということです。

自分はよく患者さんにこんなことを話します。
「安易に医者になんかかかんない方が良い」って。

へたな薬だされて逆に体調を崩すなら、病院になんか行かない方が良いです。
大けがとか緊急時は仕方ありませんが…。

そう考えると健康診断なんてほとんど意味ないなぁって思ってしまうのです。
ちょっとコレステロールが高いからって(その基準も怪しいのですが)、すぐにマークされます。
A判定じゃないものがつくと、不安になってしまいます。

一般の医療って本当つくづく「不安産業」だなって思います。

ただ健康診断はまったく意味ないとは思っていません。
脂肪肝とか知らないうちに進んでいたりしますから(自分のことです…)、たまには採血して自分の体を知っておくことは大切です。
あるいは血糖値も知らないうちに高くなっていたりすることもありますから。

ただ「再検査」とか、「B判定、C判定」に踊らされないようにと言いたいのです。
過度に不安にならないでください。
不安になりすぎてすぐに医者にかかるではなく、まずは生活相談にのってくれる人に聞くとかしてください。

「D判定」はさすがにちょっと急ぎで対処しなきゃいけないケースが多いと思いますが…。

結局「不安産業」的にあおちゃってますかね…。