週刊現代5月22・29日号に興味深い記事がありました。
「ワクチン接種で死んだ日本人39人 遺族と医師の証言」
というものです。
その記事には、旭川日赤で亡くなられた46歳男性、福岡県の26歳看護師女性の遺族の方が証言されていました。
そこで、26歳女性の父親の証言に気になるところが…。
「アパートに着いたとき、娘は仰向けの状態で、口から血を吐いて倒れていました」と。
厚労省の資料を読んでも「吐血」のことは一切記載されていません。
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000778304.pdf
26歳看護師さんの厚労省の報告書を一部転載します。
(事例2)にあたるところです。
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概要:3月 19 日ワクチン接種(1回目)。接種後、アナフィラキシー等なし。体調変化なし。3月 22 日 通常勤務。3月 23 日 夜勤だが出勤されず、家族へ連絡し、当院職員も自宅へ。家族、警察、救急隊が先に午後5時 15 分頃到着し、死亡確認された。検死により午前 11 時頃の死亡と推定された。AI のため当院へ午後7時 48 分到着。全身 CT の結果、頭部 CT、小脳左半球 CP Angle にかけ、直径 3.5cm の血腫あり、石灰化(+)で形態より血管腫や髄膜腫などの血管性腫瘍からの出血が疑われる。脳動脈瘤の可能性もあり。脳幹への圧排が左背側からあり、周囲にくも膜下出血のひろがりあり、側脳室内に血液流入あり。肺野では両側肺に中枢側を中心に肺水腫の所見あり。よって、小脳出血の脳幹部圧排、くも膜下出血等、脳出血を直接死因とした。
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そして専門家の評価は以下の通りです。
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専門家コメント:死亡時画像診断(CT)にて、小脳半球から小脳橋角部にかけて石灰化を伴う血腫を認めており、脳動静脈奇形や海綿状血管腫の存在が示唆されるが、特定のためには剖検などのより詳細な情報が必要である。脳出血による死亡とワクチン接種の因果関係は評価不能である。
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厚労省の報告書を見ると、脳動静脈奇形や血管腫などの腫瘍からの出血の可能性を示唆しています。
時系列的には因果関係がある可能性が高いのですが、
自分も「確かにその可能性(腫瘍からの出血が要因)もゼロではないか」と多少思っていました。
しかし「吐血」があったとなると話は別です。
小脳出血、くも膜下出血で吐血などしませんから。
なぜこんな大事な情報を載せないのか。
意図的に隠しているとしか言いようがありません。
もともとあった脳動静脈奇形や血管腫からの出血ということに決着をつけたいのがありありとみえます。
国としては、
「自分たちは悪くないよ。もともと気づいていなかった病気があったんだから仕方ないじゃん。」
というふうにもっていきたいのでしょう。
だって、報告書の概要には最後にこんな一文が記載されています。
「家族歴には高血圧と糖尿病があった。」
はっ?
だから何?って感じです。
家族に高血圧と糖尿病の人がいたからなんなの?
本人が高血圧や糖尿病だったのかが問題であって、
家族のことを引き合いに出す必要はありません。
当然、志の高い真面目な看護師さんだったようですから、健診も真面目に受けていると思われますし、高血圧や糖尿病の有無なんてわかっているはずです。
基礎疾患は「無」と書かれているんですから、それだけで十分なはずです。
わざわざ家族歴を書くなんて、悪意が感じられます。
たぶん国としては、
「家族に高血圧と糖尿病がいるから、本人にもそのけがあるよ。それが死亡の要因の一つになったかもね。」
と持っていきたいのでしょう。
一体いつの知識で議論しているんでしょう。
病気がすべて遺伝するなんて、大昔もいいところの話です。
いまや環境要因でスイッチのオン・オフが切り替わるという、エピジェネティクスの理論は常識です。
ましてや高血圧や糖尿病は「生活習慣病」ですからね。
生活習慣によって起こることが大きいのですから、大体「生活習慣病」って誰がそのネーミングを認めたんだよって話です。
国が高血圧や糖尿病は生活習慣で起こるって言っているんですから、いまさら家族歴を出す意味がわかりません。
本当に専門家はいやらしい。
強引にでも、こじつけでも認めようとしません。
これだからワクチン被害者は救済されないのです。
今回の26歳の看護師さんのケースでは、明らかに全身性に出血傾向が広がってしまったのでしょう。
アメリカでも50歳男性医師がワクチン接種後に全身の出血が止まらなくなり亡くなられています。
三重県でも、40代女性がワクチン接種後2~3日後に子宮からの出血、5日後に突然の心肺停止となり亡くなられています。
このケース、厚労省の報告書にはまだ上がっていないので、40例目になるのかもしれません。
三重県が公表していますが、こうやって公表してくれる自治体はとてもましなところですね。
公表するしないは自治体によるようです。
26歳看護師さんの話に戻りますが、父親の証言だと、亡くなられた看護師さんはワクチンを打つことを嫌がっていたとのこと。
本当に無念です。
しかも亡くなられたその日は、看護師さんのその病院での最後の出勤日だったようです。
同僚の方たちは、花束や色紙を用意していたとか。
そして亡くなられた看護師さんは、同僚の方たちへ渡すお菓子が部屋に置いてあったそうです。
「突然の死」というものは、家族に大きな悲しみを残します。
遺族の方の気持ちは、想像はできるけれども実際に経験しないとその本当のつらさはわからないと思います。
ましてや、自分の子どもを亡くすという経験は、家族のその後の人生に大きな影響を及ぼします。
自分の親でさえ、突然亡くなるという出来事は大きな傷跡を残します。
ワクチンによって亡くなられた人一人だけが犠牲になるのではありません。
たった一本のワクチンによって、その周囲の家族・友人をも苦しめるのです。
いまや国はワクチンを急いで打つために、医師だけでなく、歯科医師、薬剤師、医学生まで動員しようとしています。
(歯科医師は始まっていますね)
もう何でもありの状態。
ただ何本打つかだけしか考えていないようです。
国は「ワクチン一本の重み」というものをわかっていないようです。
誰が犠牲になろうが構わない。
世界の接種率に並ぶため、オリンピックを開催するためしか頭にないようです。
だから今のマスコミはクソなんです。
テレビに出ているキャスターもコメンテーターも専門家も、みんなワクチンに誘導している。
いったいどれだけワクチンのことを知って発言しているのか。
ワクチンの負の部分を報道できないんだったら、むやみやたらに推奨するなって話です。
以前にブログにも書きましたが、自分は10年前の新型インフルエンザの時、2回接種した高齢患者さんが直後に亡くなった経験をしています。
子宮頚癌ワクチンの副作用の子も診察しています。
知り合いの知り合いですが、今回の新型コロナワクチンで亡くなっています。
ワクチン被害を実際に診療したり身近でみています。
だけど、真面目に診療していますが、自分の周囲でコロナで死んだという方の話は聞きません。
もともと友達が少ないから情報が入ってこないだけかもしれませんが…。
そうそう、以前子宮頚癌ワクチンを推進しているお医者さんとやりとりしたことがあるんですね。
その方は難しい話を出しながら、国ではワクチンの副作用はないと結論を出しているんだと。
そこで自分は一つ質問をしました。
「あなたは子宮頚癌ワクチン被害者の診察をしたことがありますか?」って。
そうしたらその答え。
「ありません。」
ここで話は終了です。
やりとりしても時間の無駄です。
実際に診察したこともないくせに、副作用のあるなしを議論すんじゃねぇよって話です。
その土俵にすら立てない。
ましてや副作用の子を診察したこともないのに、無責任にワクチン推奨すんじゃねぇよって話です。
まあ、ある意味その先生は正直者なんでしょうが。
普通、恥ずかしくて「ありません」なんて言えないと思うのですが…。
ワクチン推奨でケンカふっかけてきたくせに。
やっぱり実際に経験しないと気づけないことって多いんですね。
自分も10年前に新型インフルエンザの時に副作用と疑われる例を経験しなかったら、ずっと気づかなかったかもしれません。
子宮頚癌ワクチン被害の子を診察する機会がなかったら、世間で公表されている見かけ上の論文のデータだけをみてワクチンを推奨していたかもしれません。
自分が経験してきたことによって今の自分があります。
たぶん経験させられたのかなぁと思っています。
これまでたくさん患者さんに勉強させてもらえました。
今やっていることが、自分に与えられた使命なんだろうなと思っています。