おかげさまでコウノメソッドについてたくさんのお問い合わせをいただいております。
現在高齢者が入居する施設がたくさんできていますが、なるべくなら住み慣れたおうちで少しでも長く過ごしてもらいたい…そのような気持ちで診療させていただいています。
認知症診療で一番家族に負担をかけるのは「周辺症状」という、徘徊・暴言・暴力などの困った症状です。
まずはこの周辺症状を改善することから治療を始めます。
だからといって患者さんを薬漬けにするわけではありません。
周辺症状をなくしながらも、自分でできることは自分でできる(食事・排泄など)状態にもっていくことが目標です。
当然、患者さんそれぞれによって内服薬を微量に調整していきます。
1回の診療でバシッと処方が決まればいいのですが、なかなかそうはいきません(自分がまだまだ未熟だからかもしれませんが…)。
患者さんは当然のことながら一人一人薬の効き方が異なりますので、毎回自分も勉強させていただいております。
認知症は不治の病と言われていますが、少しでも「できなかったことができるようになる」可能性を信じて診療・種々のアドバイス(サプリメント・食事など)をさせていただいています。
ご興味のある方は是非お問い合わせください。