これが「ザ・健康法!」と言うことを書くわけではありませんので、題名見て期待された方がいたらすみません。
巷にはいろんな健康法がありますね。
本当、ブームのように出てきては、いつの間にか消え去っていたりします。
メディアでも発信しやすくなっているし、有名な人が発信すればあっという間に広がります。
そしてメディアもそれを追っかけて報道したりします。
しかもあたかも伝言ゲームのようになって、当初のやり方とか真意が伝わらず、間違ったことが広まったり、実践する人もでてきます。
たかが健康法、されど健康法。
良かれと思っておこなってきた健康法が逆に体を悪くすることも出てきます。
特に栄養面に関する健康法は注意が必要です。
以前にブログに書いたかもしれませんが、10年前くらいでしょうか、糖質制限がブームでしたね。
栄養療法の講師たちは皆こぞって糖質制限を勧めていました。
「理論的には理解できるけど、何かおかしい。」
なんとなくの直感で、自分は糖質制限なんぞ実践したこともないですし勧めたこともありません。
まぁ単純に甘いものやめたくない、と言う気持ちも働いていなかったとは言えませんが…。
体育会系のようにきっちり制限したりするような健康法はそもそも自分には合っていませんし、そんな極端な方法はおかしいとさえ思っていましたから。
ですから当時は栄養療法の講習に出たりして時も、微糖の缶コーヒーを机において受講したりしていました。
講師は糖質制限の話を熱く語っているというのに。
周囲の受講生は皆、水だったり健康そうなお茶だったり、何入っているかわからない水筒だったりを置いていましたけど。
もちろん微糖の缶コーヒーに含まれる人工甘味料が良いという訳ではありませんが、白砂糖を机に置いとくよりはマシでしょ?
「糖質制限クソ食らえ!」という気持ちで受講していました。
だったらそんな講習受けなければ良いのにと思うでしょうが、他に興味のある話題があったりしたものですから仕方なかったのです。
で、その講習の雰囲気も正直「異様」でしたね。
もはや宗教かって感じなのです。
「センセ~、センセ~💓」みたいな感じで。一部の人ですけど。
あっ、決して妬んでいるわけではありませんので…。
講習も、洗脳の儀式とすら思えました。
ですから自分は使えそうな知識だけを仕入れて、そそくさと帰るみたいなことを繰り返していました。
ちなみに微糖の缶コーヒーは毎回はずしません。
で、数年後。
糖質制限をやっている人たち、急速に老けているんですよね。
本人は気づかないのだろうかというくらい、明らかに老けているのです。
やっぱりおかしい、と確信しましたね。
最近はこのような記事も出ています。
【日本人型・糖尿病】を専門家が解説「糖質制限やプチ断食は死亡率アップ&心筋梗塞・脳卒中で死亡リスクが約2倍に」改善する食事法とメニュー
女性が男性より甘いものが好きなのにはワケがある…安易な糖質制限が女性にとって危険である身体の仕組みとは?
より詳しく考察されている先生のブログもあります。
なんと札幌の開業医の先生でした。
「糖質制限食群は、通常食群と比べ老化の進行が30%速くなり、平均寿命が20~25%短命でした。」というマウスの実験を紹介していますが、一方で「糖質制限ダイエットを推薦する医師からの反論」のコーナーもあり、面白い構成になっています。
この「糖質制限ダイエット ー その光と影」シリーズ、1~11までありますので、興味ある方は心して読んでください。
情報量は膨大です。
自分としては確かに過剰な糖分は良くないですが、厳しく制限することでもないと思っています。
素人みたいなコメントですが。
糖質制限で一見調子よくなったかのように思える方もいるでしょう。
しかしそれが長期間続いたときにどうなるのかわかりません。
やり方には工夫が必要なのだと思います。
しかしそれなりの知識がありそうな医師ですら、糖質制限を実践して老けているのですからね…。
よくわからないうちは極端なことをしない方が賢明だと思います。
そして最近話題なのが「四毒抜き」ですね。
あるとき患者さんから「四毒抜き」していると言われたのですね。
「四毒抜き??」とそのときは知らなかったのですが、どうも調べたら「小麦、砂糖、植物油、乳製品」を指すようです。
正直これ聞いたとき、あまり惹かれませんでした。興味がないというか。
まぁ確かに自分も強く勧めるものではありません。
しかし四毒抜きを実践されている方たちって、結構徹底してやっていたりするのですね。
で、気になったのが、その四毒抜きをしている患者さんの採血をしたら、急に「アルブミン値」が低下していたのです。しかも激減です。
ずっと健康で、これまでアルブミン値が低くなるなんてことはありませんでした。
しかし四毒抜きを始めたあと、いきなりアルブミン値が低下し、基準値よりも下回ってしまっているのです。
具体的な実際の数値は書きませんが、0.6も下がっていました。
これは誤差の範囲とは言えないレベルです。
ちなみにその方は女性なのですが、総コレステロール値も急激に低下していました。
総コレステロールは、循環器の先生とは低ければ低い方が良いと主張しますが、それなりにしっかりとあった方が健康的です。特に女性は。
これまで理想的な数値(統計的に健康で長生きすると言われる数値)だったのですが、それが急激に低下してしまっていました。
コレステロールは細胞膜やホルモンの原料となる大事な成分です。
内臓機能には大きな問題は出ていませんでしたが、「このままで大丈夫なのかなぁ」と心配になってしまいました。
ここまでなら、たまたま一人がそうであっただけで、四毒抜きのせいではなく「他に要因があってそうなったんじゃないか」とも考えられます。
しかしその後も、四毒抜きを実践してアルブミン値の急激な低下を示した方がいたのです。
自分の周囲に複数名おります。
複数名となるとやはり四毒抜きとの関連が疑われます。
これはあくまで一時的な現象なのか、体が生まれ変わるタイミングでそうなる(?)のかわかりません。
長い目で見たら問題ないのかもしれません。
しかしタンパク質が減少するというのはやはり体にとっては良くないことは確かです。
体の細胞、神経伝達物質もタンパク質を原料としているのですから。
しかし四毒抜きをネットで調べると、「体調良くなった」という感想が多いのですよね。
確かに一部の人は小麦が合わないとか、牛乳が合わないとかありますから、それらを意識して排除すれば体調は改善するでしょうね。
ただこんなこと書いたら敵が増えそうですが、そのような記事を見ていると、これまた宗教チックに感じてしまうのです。
熱すぎるというか…。
決して吉野先生を批判しているわけではありません。
知識も豊富すぎるくらい豊富ですし、ある意味スーパーマンですし、自分なんて足下にも及びません。
しかし信者(おっと失礼)があまりにも熱い。
吉野先生にカリスマ性がありすぎるからかもしれません。
「現代人は四毒を取りすぎているから」、という警鐘で「四毒抜き」を提唱されたのかもしれません。
ひょっとしたらもともと「徹底して排除するように」と主張されているのかもしれませんが、正直なところ自分はそれはやり過ぎではないかなと思うのです。
一部の人を除いて。
一部の人というのは、四毒抜きが合うという人のことです。
四毒が本当に大きな毒になっている人たちです
しかし四毒がそれほどその人の毒になっていないケースもあるはずなのです。
これら四毒を摂取していても大病もせず長寿の人もいるくらいですから。
そのような四毒抜きをする必要のない人が「徹底的に」四毒抜きをしてしまうと、逆の結果を導くこともあるのかもしれません。
体の代謝とか何かが狂ってしまうことがあるのかもしれません。
正直「四毒抜き」のことを書くのは気が引けました。
なぜなら吉野先生ファンは多いですし、ネット上のそのような人たちは「熱い」ですからね。
四毒抜きを批判するようなこと書いたら、セキネバッシングが止まらなくなる可能性があります。というかそこまで相手にされないだろうけど。
しかし自分の周囲で、アルブミンの急激な低下、コレステロールの急激な低下を示している人が複数名いたことで、これは書いておいた方が良いなと思いました。
なぜ低下したのかわかりませんが、そのような現象を示した人がいるのは事実ですから。
それにそれはあまりよろしくない現象ですから。
言い訳とか自分を守ろうとして言うのではありませんが(いや、正直それも少しあるかも)、自分は決して「四毒抜き」を批判しているわけではありません。
正直良いのか悪いのかわかりませんし、「小麦、砂糖、植物油、乳製品」を意識して取りすぎないようにするのは良いことだと思います。
「取りすぎないようにする」というのは「ゼロにする」という意味ではありません。
ちなみに自分はうどん、パスタ、ピザ、ラーメンなどもときどき食べます。
別にお腹壊すこともないしお腹張ることもないし、メタトロンでも小腸に問題は起きていません。
ただ毎日パスタやピザばかりということではありません。
白砂糖はさすがに自分からは摂っていませんが、外食すれば使われているでしょうし大量ではないにしろ体に入ってきていると思います。あっジュース飲んでた。
植物油とかも外食やお弁当などには使われているでしょうが、普通に食べます。
牛乳は飲んでいませんが、乳成分は何らかの食品から体には入っているでしょう。
一般的なお菓子なんて四毒のオンパレードみたいなもんですが、お菓子普通に食べます。
こんな自分が四毒抜きを推奨なんてできるわけがありません。
太っている医者に「もう少し痩せましょう」と指導されるくらい説得力がありません。そんなこと言われたら思わず「お前もな」と口から出そうになってしまいます。
自分が制限せず食べたいからこんなこと書いているわけではありません。
上記の通り、糖質制限では老ける人が目立っている、四毒抜きではアルブミンやコレステロール値が急激に下がっている人が複数いたから、一概に良いとは言えないかもしれませんよ、ということを伝えたいだけです。
四毒抜きは理論的には間違っていないかもしれません。
しかし四毒抜きによってどれだけの病気が減らせるのかとか、そのくらい寿命が延びるのかとか、そのようなデータはありません。
ある特定の病気が減らせたとしても、違う病気が増えるという可能性だってあります。
あるいはある特定の病気が減らせたとしても寿命が短くなるという可能性だってあります。
すべてがすべて教科書通りとか理論的にすべてことが進む、ということでもありません。
人体の仕組みだってまだまだわからないことだらけなのですから。
「古代の人たちはこうこう、こういう食事をしていたんだから」という説明がなされることがあります。
確かに人の体の仕組み(消化・吸収・代謝など)なんてそうそう大きく変わることはないですが、それでもマイナーな変更があったりして、特定の物質をうまく代謝できるようになったりとか、うまく解毒できるようになったりとか、あるいはうまく利用するようになったりとかあるかもしれません。
人種によっても異なることがあるくらいなのですから。
現代は現代の食事でうまいことバランスがとれている可能性もあるかもしれません。
もちろんホルモン漬けの外国産牛肉だとかそんなものは避けるべきですが。
うまいことバランスがとれているとしても、それはきっと絶妙なバランスです。
そこでいきなり特定の物質を制限することで、逆に体の調子が狂ってしまう方も出てくるのではないでしょうか。
そうすると健康家の人はたぶん「最初はバランス崩すかもしれないけど長い目で見れば制限した方が良いに決まっているんだ」と主張するのでしょう。
じゃあその確かなデータを出してくれという話になります。
一部の人を除いて自分は「ゼロにする必要はないだろう」というスタンスです。
糖分取りすぎないようにとか、小麦取りすぎないようにとか軽く意識しとくのは良いけど、テキトー一番です。
テキトーは言い過ぎかもしれませんが、極端に走らないことが大事だと思います。
というか同じようなこと以前にもブログに書いていました。
(不良ノススメ 2024年2月11日)
まぁどう生きるかはその人の価値観であるし押しつける気は毛頭ありません。
そして「確実に」「絶対」「100%間違っていない」と言えるのでなければ、人に強引に勧めたり押しつけるのは良くありません。
提案するのは自由ですが、あとはその人の判断に任せるべきです。
しつこくしたらいけません。
忠告した相手は四毒食べ続けていても問題ない人かもしれないのですから、その人にとったら余計なお世話です。
逆に、楽しく食べていたのに(楽しむことも大事)その人から楽しみを奪い、興ざめさせて足を引っ張ることにもなりかねません。
そして自分自身が実践するのは自由ですが、あまり固執したり執着しすぎるのもどうかなぁとは自分は思います。
健康法、特に食に関わる健康法については慎重に考えた方が良いと思います。
