今回は新しいサプリメントの紹介です。
新しいと言っても目新しいものでは特にないのですが…。
まずは「マグテイン」です。
すでにご存じの方もいるかと思いますが(特にマグネシウムマニアの方)、「L-トレオン酸マグネシウム」といって、脳への効果が良いマグネシウムです。
これが、QSS社から発売されました。
ラットの実験では脳内のマグネシウム濃度を高めることにより、学習および記憶力の向上が認められています。
これはシナプス可塑性(神経細胞同士の結びつきの強さを変化させる能力)の増加によるものと考えられています。
また別の動物モデルでは、腸脳軸(腸と脳をつなぐ神経および化学的ネットワーク)を調節することによって、認知機能の健康をサポートすることが確認されています。
さらに健康な成人においては、L-トレオン酸マグネシウムとホスファチジルセリンおよびビタミンC、D、B6を30日間併用摂取することで、特に高齢者の記憶力と認知機能の改善が見られました。老化に伴う有害なたんぱく質の蓄積を抑制し、脳のシナプスを保護することで、L-トレオン酸マグネシウムが加齢に伴う認知機能の維持にも貢献する可能性が示唆されています。
その他にも、リラックス感や心の落ち着きをもたらしたり、成人のストレスや不安感が軽減することが示された研究結果もでています。
マグネシウムの欠乏は、ストレスの悪循環を助長する可能性があります。つまり、ストレスがマグネシウムを枯渇させる一方でマグネシウムはストレス反応の調整に必要とされるのです。マグネシウムは、身体のストレス応答系である視床下部-下垂体-副腎(HPA)軸を調節することによって、身体のストレス反応をコントロールする上で重要な役割を果たします。またポジティブな気分に関連する神経伝達物質、セロトニンのレベルにも影響を与える可能性があります。
あるいはL-トレオン酸マグネシウムの補給が神経系における健康的な炎症反応がサポートされることが示されており、これにより加齢に伴う痛みの感受性、記憶力、気分の調節にも役立つ可能性があります。
マグネシウムには神経の炎症(神経炎症)を抑制する働きもあります。
ですから種々の神経痛(三叉神経痛などを含め)などにも効果が期待できるかもしれません。
他にも、L-トレオン酸マグネシウムは、質の高い睡眠をサポートすることが期待されており、自然な眠りを助けるとされています。根本としてマグネシ
ウムは、重要な睡眠ホルモンであるメラトニンの合成にも関与しています。
またQSS社のマグテインには「フォスファチジルコリン」が豊富に含まれています。
「フォスファチジルコリン」もサプリマニアとか、認知症に興味のある方にはご存じかもしれません。
認知症サプリには「フォスファチジルコリン」が含まれているものが多数販売されていたりします。
ホスファチジルコリン(PC)は、神経伝達や認知機能を促進する神経細胞膜を含む、細胞膜のもう一つの重要な成分です。
コリンは、脳内および神経筋接合部における重要な神経伝達物質であるアセチルコリンの合成に必要な前駆体です。アセチルコリンは、認知障害や神経変性疾患において減少することが観察されており、それと並行してPCレベルも低下します。PCを補給することで、アセチルコリンの健康的なレベルを維持し、神経細胞膜の完全性を維持し、健全な神経伝達を支える効果が期待されます。ホスファチジルコリンの摂取量が多いほど、成人期の認知能力が向上すると報告されています。
と、なんだか難しいこと書いているようですが、上記のほとんどは製品説明の資料から抜粋したものです(というかほぼコピペ)。
簡単に言えば
「不安・不眠等の精神症状に加え、ストレス対策にもなり、認知機能維持や神経痛にも効果が期待できるもの(人や動物による研究結果による)」
となるかもしれません。
マグテイン(L-トレオン酸マグネシウム)については、iherbでもサプリとして販売しています。
そこのレビュー(感想)なども参考にしてみてください。
QSS社のマグテインの利点はなんといってもQSS社独自のリポソーム化技術による吸収効率の高さです。
そしてマグテインだけでなく、フォスファチジルコリンが豊富に含まれています。
神経にも細胞にも良い物質で、しかも吸収効率がすこぶる良い。
これは自分的にはマジでお勧めです。
ちなみに味はとても飲みやすいです。
入荷したばかりですので自分の患者さんではまだ実際に試しておりませんが、ブレインフォグ(ワクチン関連で増えています。シュエディング含む)で悩まれてる方にも効果が期待できるかもしれません。
ケアレスミスなどが増えている方、なんだか頭がもやっとしている方などです。
あるいはワクチンの副作用によりメンタルに影響が出ている方が多く認められています(韓国の大規模な調査で判明しています)。
不安が強くなった、うつ傾向になった、不眠・熟睡できないなどの方にも良いかもしれません。
もちろんワクチン云々関係なくです。
睡眠薬や抗不安薬等から離脱したい方にも試す価値はありそうです。
なんといってもマグネシウムはメラトニン産生にも関与しているのですから。
脳の不調からいろいろな体の不調につながります。
今回ご紹介するマグテインは特に脳神経系への効果に特化したものではありますが、これまで書いてきた「MMDシリーズ」のブログにもあるとおり、マグネシウムは根本として超重要なミネラルです。
それでいて現代社会では欠乏している人が多いものでもあります。
「マグネシウムが世界を救う」ではないですが、決して言いすぎでもないと思っています。
ちなみに「マグネシウム、ビタミンD、葉酸、ビタミンB12」はまず不足しやすいものであるし摂取していた方がいいものだと思います。
亜鉛もここに含めたいのですが、なぜか亜鉛が足りている人もいるので、万人にと言うのは難しいところがあります。
しかしストレス等で亜鉛も消費しやすいミネラルではあります。
葉酸やビタミンB12は血中のホモシステインレベルを低下させ、脳梗塞・心筋梗塞等のリスクを低減させます。
「マグネシウム、ビタミンD、葉酸、ビタミンB12、(亜鉛)」
これ、さらっと?書いてますけど自分的には超重要な情報です。
QSS社のマグテイン(450ml)には計量カップが付属しています。
日中に5ml、寝る1時間前に10ml接種することが推奨されています。
リポソーマル製品ですので、口に含んですぐに呑み込まず、しばらく口腔内にとどめておいてください。
次のサプリは「マグネシウム ハイドロキサイド」です。
これは「水酸化マグネシウム」のことで、単純に下剤としての作用です。
頑固な便秘で悩まれてる方にお勧めです。
クエン酸マグネシウムとかグリシン酸マグネシウムとかたくさん飲んで体内のマグネシウムが充足すれば解決できる場合が多いとは思いますが、それでもなかなかスッキリ出ない方、とにかく早く出したい方にお勧めです。
体内(細胞)から悪いものをデトックスし、それを早く外に出したいときなどにもいいかもしれません。
ですので、「下剤」としての作用ですから間違えて注文されないようにしてください。
次は「GHK+ フェイシャルビューティーセラム」です。
これまで「フェイシャルビューティーセラム」は販売しておりましたが、極微量のエストロゲン(バイオアイデンティカル)が含まれていました。
極微量ですので大きな心配はないですし、ホルモンの変調が起きる年代の女性にはお勧めなのですが、それでも「ホルモンはちょっと…」とか若い世代の方などのために開発された、ホルモンが入っていないものが「GHK+ フェイシャルビューティーセラム」になります。
男女問わず乾燥やキメの乱れ、ハリ不足などに幅広く対応します。
次は「ヴァジナルビューティーセラム」です。
フェムケア商品になり、低用量のエストリオール(0.75mg)とDHEA(2.5mg)、さらにヒアルロン酸が含まれています。
こちらに含まれているDHEAやエストロゲンはヤムイモや大豆由来のバイオアイデンティカルホルモンです。
ちなみに「バイオアイデンティカル」とは体内で自然に作られるホルモンと同じ化学構造のものをいいます。
一方で普通に保険診療で処方されるホルモン剤は自然なホルモンとは少し違います。
そのため副作用とか出やすいのですね。
フェムケアの使用感想はさすがに自分はわかりませんが、使用された方の感想では結構評判はいいようです。
次は「ピュアDHEA」です。
DHEAは副腎から放出されるホルモンで、別名「若返りホルモン」とも言われています。
以前新聞にも出ていたようですが、DHEAレベルが高い人は健康で長生きする傾向にあるというデータが出ています。
DHEAは基本的には年齢とともに減少していきます。
またストレス状態が続いたり、副腎疲労の状態でも低下に拍車がかかることがあります。
栄養療法採血ではDHEAを調べたりしますが、やはりホルモンの変調が出やすい時期の女性は低下傾向にあるような気がします。
ここからは製品情報から抜粋します。
『デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)は、副腎、卵巣、精巣、脳で生成されるステロイドホルモンです。卵巣からの性ホルモンの分泌が減少すると、DHEAはテストステロンやエストロゲンの前駆体として働き、健康的なホルモンレベルを維持するため、閉経後の女性にとって特に重要な役割を果たします。
しかし加齢とともに女性の体内でのDHEAの産生量は減少の一途をたどります。
DHEAは、血糖値、免疫機能、骨の統合性、認知力、気分、皮膚の健康を調節します。 DHEAはこれらの様々な作用により、健康的に歳を重ねるサポートをします。
DHEAの分泌は25~30歳がピークで、その後は減少していくため、幅広い年齢層の女性に不足しがちな極めて重要なホルモンです。
DHEAの低下は高血糖やインスリン抵抗性、性欲の減退、サルコペニアと呼ばれる加齢による筋肉量の減少に関係しています。このような生理的な変化の積み重ねが、結果として生物学的な老化も加速させるのです。健康的なDHEAレベルの回復は、これらの生理的な変化を抑制します。中年期女性のホルモンバランスと、生物学的に健やかに歳を重ねるサポートをすると考えられます。』
血糖値の調整や、筋肉量、骨密度、認知機能にも関係してくるものになります。
こちらは女性用のように書かれていますが、男性にも使用できます。
そして最後に案内が遅くなりましたが「マグバーム」シリーズがリニューアルされました。
従来のマグネシウムからリポソーム化されたマグネシウムにかわり、さらに吸収効率が良くなっています。
100nm以下の分子サイズにリポソーマル化され、これまで以上に肌への浸透性が期待できます。
それにより使用感も良くなっている感じです。
容器やパッケージデザインも変更されおしゃれになっています。
ちなみにトラベルパック(現在オレンジのみ)は従来の製品となります。
新しいマグバームのトラベルパックはございません。
今回ご紹介した新しいサプリ(QSS社製品)については初回の入荷数は数が非常に限られていますので、ご希望の方は早めにご注文いただきますようお願いいたします。昨今QSS社製品の輸入に時間がかかることが多く、欠品の場合は約1ヶ月近くお待ちいただく可能性がございますのでご了承ください。
今やリポソーマル化されたサプリが増えていますね。
その中でもQSS社製品はリポソーマル化されたサプリとしてはパイオニアといっても過言ではないので、技術はもちろんのこと品質的にも間違いはないと思っています。
リポソーマル化された分子の大きさも重要なのですが、形だけのリポソーマルというような「なんちゃってリポソーマルサプリ」もありますので注意してください。
