高血圧

日本や今や高血圧大国です。
いや、高血圧もどき大国というべきか。
ニセ高血圧大国というべきか。

2025年8月に日本高血圧学会は、降圧目標を130/80未満とするガイドラインを発表しました。
高齢者もです。
これまでは高齢者はちょびっと緩くなっていたのですが、厳しくなりました。

普通に考えておかしいでしょ、と思いますよね。

https://medcheckjp.org/issue/n122/

上記で「高血圧管理・治療ガイドライン2025を批判する 強力な降圧で循環器病が減る証拠はない」と題する記事があります。

さわりの部分(まとめの部分)のみ読むことができます。
ここ部分だけ読んでも大変参考になります。
https://medcheckjp.org/wp-content/uploads/2025/11/122topic.pdf


・強化群では、主なアウトカム(脳卒中や心筋梗塞、心不全など循環器疾患とそれによる死亡の合計)を 3.3 年後に 26%減らしましたが、総死亡は逆に 11% 増える傾向にあることを報告しています。

・したがって、循環器以外の病気による死亡は、強化群に多いと推察されます。なお、プラセボ群を設けた比較ではないので、恣意的な操作がなされやすい方法です。

・新たなガイドラインを適用すると、現在降圧剤治療を受けている 2540 万人中約7割の 1800 万人は降圧剤の追加が必要になり、現在降圧剤を服用していない 2340 万人が新たに降圧剤治療の対象になると推測できました。

・日本で実施された RCT では降圧剤で循環器疾患は減らず、がんが増えるか、総死亡が増える傾向がありました。大規模観察研究では、降圧剤で130/80 未満にすると循環器死亡は降圧剤を使っていない I 度高血圧の人の2倍に増えていました

降圧剤を使用しても循環器病死は減らず、がんや感染症など他の病気による死亡が多くなったのでは、全く意味がありません。

書かれていることがずべて大事なのでほぼそのまま掲載してしまいました。

そして結論として
『高血圧学会の新ガイドラインは病気をつくる。従ってはいけない。』
とハッキリ書かれています。

こんなのがガイドラインとして日常診療に活用されているのです。
どうなってるの日本の医療?
って感じです。

この冊子にはより詳しい考察が書かれていますが、上記「まとめ」だけで十分でしょう。

よりわかりやすい記事として以下も紹介します。

「血圧は無理に下げ過ぎない、はデータが証明している事実」【医学常識のウソ①】

BCGワクチン効果なし。血圧基準値を下げると死者が増える。医療費は5兆円削れる【医学常識のウソ②】

血圧を降圧剤で20mmHg以上下げると、死亡率が1.5~5倍【医学常識のウソ③】

総死亡率が一番少ないのは血圧160の人、認知症が一番少ないのはなんと血圧185の人だった【医学常識のウソ④】

上記対談には大変興味深いことが書いてあります。

『2004年にも高血圧の基準が引き下げられたことがありました。その翌年には、厚労省の調査によると、脳梗塞の患者数が1万人、脳梗塞死者数も2500人増えていたんです。』
→医原病そのものです。過度な降圧の影響じゃないか、ということについて日本の医学会はちっとも振り返っていないのですね。

『このガイドラインを決めた委員長は国立大学などの公的機関で病院長などを歴任された方です。その人は2016年~2022年までの7年間に、製薬企業から講演費として30,568,049円を受け取っています(医療ガバナンス研究所:製薬マネーデータベース)。大学に入る研究費で使うならまだしも、講演料だから個人のポケットに入るわけです。』
→ガイドライン作成の委員長が、7年間に3千万円製薬会社からもらっていたとのこと。しかも個人のポケットマネー。ずいぶんなお小遣いです。どう考えても手心加えそうです。

『血圧を20以上大きく下げると血流が悪くなって死ぬ、ということが明らかになったわけです』
→過度な降圧はダメ。何種類も降圧剤出して強引に下げようとする医者もいますね。

『75歳以上の人で、収縮期血圧を130未満という基準で20以上下げることになる人数などを試算すると、もし全員が高血圧学会に従うと仮定すると、年間死亡者は今より9万7000人増えることになる。』
→人口削減の新たな手口か?社会保障圧縮のためか?ガイドラインという正義の味方づらしてこうですから、医者なんて信用できなくなります。

『救命救急医の常識として、脳梗塞患者の治療で、上の血圧が185までは血栓溶解剤の適応です。つまり、病弱の人でも185までは血管が破れる危険性がないのです。
→自分もかつて、心臓血管外科の先輩の医師に「どんなにボロボロの血管でも180までは破れない」と教えられました。

他にも

・上の血圧が90~124の群は自立度35。125~139の群は自立度43。140~155の群は自立度48。156~220の群は自立度57。低い群と高い群ではまるで違いますからね。

・アメリカでも、血圧の高い人のほうが死亡率は低い。認知症になる人も少ない、という結果が出ました(1万7千人のデータ)。

・総死亡率が一番少ないのは血圧が160前後の人たちでした。だけど認知症が一番少ないのはなんと185前後の人たちだったんですよ。これは2022年に発表された調査報告です。

など興味深いことがてんこ盛りに書かれています。

『高血圧は悪、という血圧信仰そのものを見直さないといけませんね。』

というコメントもありましたが、まさにその通りです。
「高血圧=悪」と国民は洗脳されすぎています。
だから少しでも血圧が高くなってしまうと、それによって不安な気持ちになり、さらに血圧が上がるという悪循環を呈してしまうケースもあります。

自分は当然昔っから血圧コントロールはゆるゆるです。
さすがに180以上が常時あると「高すぎるな」と思い、ようやく薬を検討するくらいです。
180以上が常時あると、ちょっとしたストレス・疲れなどで200以上が続いてしまう可能性があります。
さすがにそうなると、高血圧緊急症を呈したり、血管も破れかねません。
ポイントは「常時」ですからね。
たまに180になってしまうくらいだったら注意して診ていく感じで、ひとまず様子見です。
(もちろん年齢にもよります。若い年代で180台が続くのはさすがに加療の適応になるでしょう)
もちろんその人の「症状」も勘案して検討します。
年齢的にはギリ問題ないと思える血圧でも、胸が少し重苦しく感じる気がする、とか、ほてった感じがするとか、動悸がする感じがする、ということであれば、薬を検討します(←不安などの気持ちの方から来ている可能性もありますが…)。
当然、栄養療法が可能であれば、まずマグネシウムを意識して摂取してもらうことから始めますが。

「年齢+90」
これで十分です。

※心雑音の程度、心不全の徴候の有無などによっても、対応は変わります。

ゆるゆるコントロールだからかわかりませんが、基本自分の高齢者の患者さんは落ち着いています。循環器系の急変とかそうそうないです。
でも、デイサービスとか、頭が固くて困るんですよね…。
少しでも血圧高いと入浴できないとか、そんなことになっちゃうのです。
血圧のせいで○回連続で入浴できなかったとか。
問題が起きたときに責任取りたくないから、というのがひしひし伝わってきます。
あまりにも融通が利かないところは、自分が一筆書くこともあります。
「血圧○○○以下なら入浴可」とか。

ここまで読んで、高血圧ガイドラインについてどう思いますか?

ほんと数字だけしか見ていないことが良くわかります。
その人の全身状態だとか、過度な降圧でどうなるかなんて知ったこっちゃないのです。
過度な降圧で早死にしたってかまわないと思っている連中なんです。
上記で示したデータがそれを物語っています。

しかも新たなガイドラインを適用すると、
『現在降圧剤を服用していない 2340 万人が新たに降圧剤治療の対象になると推測できました』
とのこと。

つまり、病院にとって2,340万人の新しいお客さんが生まれるということです。
外来患者が増えれば病院も儲かる
薬の処方も増えるわけですから、製薬会社も儲かる
処方箋の枚数も増えるのですから薬局も儲かる

なんなら過度な降圧によって癌や感染症、脳梗塞も増えるというのですから、また病院が儲かる。
病院だけでなく、薬局、製薬会社も儲かる。

血圧を過度に下げることによって、儲かるループの完成です。
ついでに医療費増大ループの完成です。

医療費増大の根本原因は、このトンチンカンなガイドラインにあるかもしれないのです。

財務省さんよ、開業医が儲けすぎとか表面的で的外れなこと言ってないで、もっと深く考察しろよ、と言いたくなります。

政治家もこういうトンチンカンなガイドラインに切り込めよ、と思います。
でも巨大な製薬会社を目の前に何も言えないのでしょう。
ここを突っ込んだらたぶん消されます。
政治家生命としてだけでなく本当の命も、という可能性もあるかもしれません。
社会保障費増大を問題視している政治家さんにはぜひ命を懸けてほしいものです。

血圧の薬も高いものがありますからね。
とっくに特許が切れた古い成分を1~3個組み合わせて新たな降圧薬として誕生させ、高額な薬価をつけて販売していたりします。
はっきり言って詐欺でしょう。
A(古い・安い)+B(古い・安い)=C(新薬・高い)
という感じです。
そもそも薬を処方する身からしても、微調整ができません。
減薬するのが常の自分としては、一度古い薬に戻してから微調整せねばならず手間がかかります。

降圧薬はいまだに製薬会社の稼ぎ頭となっています。
製薬会社にとって高血圧患者さんは神様扱いでしょう。
いや、たくさんの卵(お金)を産んでくれるニワトリ扱いかもしれませんけどね。

高血圧ガイドラインだけでも、実体はマッチポンプ製造機となっています。
医療費(社会保障費)を食い潰している元凶の一つです。
そんなこともつゆ知らず、多くの人が医原病で苦しんでいます。
本当恐ろしいです。

現代においていまだにこんなことがおこなわれているんですからね…。

ただ救いなのはまともな考えの先生もいるということです。
先日聞いた話なのですが、循環器の先生の話です。
患者さんは認知機能低下傾向もあり、血圧も200近くなってしまうこともたびたびありました。
ふつうなら、すぐに血圧を下げなきゃ!と叱られそうです。
しかしこの患者さんはときどき意識消失発作も認めており(迷走神経反射と思われる)、循環器の先生はそのことや認知機能低下のことも考え
「血圧を下げる薬は使えないです。下がりすぎてしまうこともあるから。200をずっと超えるのであれ使わざるを得ないが…」
との説明をされたそうなのです。
心臓や血管のことばかり考えている循環器ドクターばかりではないよ、ということを知れて良かったです。

しかし一般的には血圧高いと医者に脅され、不安な気持ちにさせられ、洗脳され、自分の命を差し出して、病院、薬局、製薬会社を儲けさせることになるのです。
ちなみに儲けの大きさについては、「病院<薬局<製薬会社」という感じでしょう。
製薬会社が7年間でガイドライン委員長に3千万円のお小遣いをあげても痛くも痒くもないのです(もちろん複数の製薬会社からの合計金額ですが)。
当然製薬会社の社長の方が報酬は高いでしょう。
製薬会社にとっては「はした金」、そんなお金で医者はホイホイということ聞いちゃうんですからねぇ。情けないです。
いうこと聞いているというか、忖度して自ら動いているのでしょうけど。恥ずかしくないのですかね。

こういう腐ったガイドラインがはこびる世界で働くというのもなんだかなぁと思いますよ。
自分が関わった患者さんだけでも、当たり前の普通の医療を提供しようと考えていますけど。

世間一般的にいわれている「高血圧」は病気ではありません。
年齢とともに血管が硬くなっていき(程度の差こそあれ避けられません)、体の隅々まで血流を維持するための自然な現象です。
血が流れたら止まるのと一緒です。
悪いもの食べたら嘔吐したり下痢するのと一緒です。
人間としての自然な現象です。

自然な現象を病気に仕立て上げちゃうのですから。
「高血圧症」を定義した人物はある意味天才です。

でもこんなことに付き合っていたらいつまでたっても国としてのお金の問題は解決しませんし、自分の命もいくつあっても足りないでしょう。

一人一人が自ら学び、「自分の身は自分で守る」ことを実践していかなければなりません。
ガイドラインですらあてにならないのですから。

※人によってはネットや書籍で学ばずとも、自分の体験から学ぶ人もいます。
この薬飲んだら調子悪くなるとか、この食べ物食べると調子悪くなるとか、自分の体のサインに気づける人です。
メタトロンをやっていると、「合う食事・合わない食事」が見事当たっている食生活を送っている方がおり、「合わない食事」はこれまでの経験から自然と避けていた、という方がいます。そんな人はほんと元気です。
センサーがしっかりしている人でもあり、経験から学ぶ人は最強だと思っています。
インフルワクチンの成分なんて調べていなくても、「ワクチン打っても毎年かかっていたし、打たなかったらかからなくなった。だからもうずっと打たっていない。」という人もいますね。深く考えずとも自然と正解の道を歩める人です。
コロナワクチンでさえ、コロナワクチンの機序だとか危険性だとかまったく調べていなくても、「なんとなくおかしいと思ったから」とのなんとなくの理由でなんとなく打たなかった人もいます。
「なんとなく」なんてことではなく、きっとこれまでの医療であるとか社会のことであるとかしっかり観察していて不自然さを感じたのでしょう。
直観かもしれませんが、それはそれで直観が冴えている人であり最強だと思います。