新型コロナウイルスについて②

ついに日本でも感染者が続々出てきていますね。
東京のタクシー運転手や、和歌山の医師など。
タクシー運転手さんの方は中国人を乗せていたと考えそうですが、発症2週間前は少なくとも外国人客はのせていなかったたとのことです。そして医師の方は中国人と接したという記憶はないようです(同僚の医師、患者さんでも肺炎が発症しているようです)。

そして国内で初の死亡者が出てしまいました。
80代女性とのことですが、怖いのは亡くなってからコロナに感染していたということが判明したということです。
つまりそれまでただの肺炎と思って治療にあたっていた医療スタッフはみんな
濃厚接触者ということになります。
あるいは他の患者さんにも影響があるかもしれません。
ちなみにこの女性はタクシー運転手の義母だそうです。
タクシー運転手もその義母さんも、和歌山の医師も感染経路はわかっていません。

つまりもうすでに日本には多くの感染者がいます。
ただの風邪、肺炎と思っていたのが実は新型コロナだったというケースはすでにいっぱいあると思います。
あるいはインフルエンザだと思っていたなど。
実際の現場では、明らかにインフルエンザと思われるのに、検査をしても陰性しかでないケースが増えてきているようです。

子供が考えてもわかりそうなことですが、中国の広範囲で広がっている、そして中国人の移動もかなり多い状態で、武漢だとか湖北省からの入国だけを規制しても意味があるわけありません。
1月の時点あるいは早くは12月の時点ですでに、コロナウイルスは日本でじわじわと広がっていたと思います。
潜伏期間が長いこと、不顕性感染(症状が出ないけどウイルスを持っている人)も考えれば、国の対策不備は明らかにあるでしょうが、正直防ぎ切れないのも事実かもしれません。
それこそ鎖国状態にしなければなりませんから。
人の移動だけでなく、中国からの物資の移動も禁止しなければなりません。
現実的には難しいでしょうが、でも本当に国を守るためならばそこまでしなければならなかったのかもしれません。

ただただ国の対応はお粗末ですし、感染症対策の基本にもなっていないのは事実です。
帰国者を相部屋にするとか。やむをえないから帰宅させるとか。
諸外国の対応と比べても甘すぎます。
専門家によると、PCR検査は、国立感染症研究所や地方の衛生研究所全国で行えば
1日1500~2000件はできるといわれています。
民間企業とあわせれば、最大限うまくやれば1日1万件以上できるとも言われています。
しかし官房長官の発言は「(クルーズ船)乗客乗員全員のウイルス検査は現状では厳しいものがある」とのことです。
なんかおかしいですよね。
検査できる体制はあるのに、わざと検査しないような感じですね。

そしてびっくりな事実があります。
市中の病院・クリニックに受診した肺炎患者さんを診察した医師が、
普通の肺炎と違うからコロナかもと疑って保健所に連絡しても、
「湖北省と関係ないから、普通の対症療法で対応してくれ」
と言われるそうです。
現場の医師がおかしいと思っても、検査してくれないのです。
このような事例は結構あるようです。
その患者さんは、外資系のホテルで中国人客を相手にしていたり、あるいは海外からの旅行者だったりします。
それでも保健所は検査をしてくれません。

なんだか国はわざと事実から目をそらしているような、実際の数字(感染者数)を知りたくない、実際の数字を出したくないような気がします。
中国と一緒です。
そんなことをしているうちに、実際の感染者数は爆発的に増えているでしょう。
多分中国と同じように隠しきれなくなって、あるとき突然「感染者は○○万人です」という発表にもなりかねません。

自分の考えですが、新型コロナウイルスはもう当たり前のように日常にいると思います。
中国からの旅行者もたくさん来ているのですから当然です。
ただ日本は検査を積極的にしていないから実態がわかっていないだけです。
現場の医師が変な肺炎だと疑っても、保健所が検査してくれないのですから。
体力のある人は、ただの風邪と思って治ってしまっているケースも多いと思います。
でも当初からわかっていたように、怖いのは体力の低下した高齢者や基礎疾患のある人です。

ここでまたビタミンDの話になってしまいますが、高齢者は皮膚機能も衰えてきているため直射日光にあたってもビタミンDが作りにくくなっています。
そもそも日常的に直射日光にあたる高齢者は少ないですが。
感染が確認された人、クルーズ船の人は日の当たらないところに隔離されています。
それだからビタミンDも作れず余計にリスクを高めることになりますし、なかなかよくならない人も出てくるのです。
感染対策も大切になってきますが、昔結核の時に行われていた日光療法をやる価値は十分あります。
日光療法はあのナイチンゲールも取り入れていたものです。
太陽に当たる時間を増やしてあげるべきです。
もちろんサプリの方が効率は良いですが。
入院中にサプリなんかどうせ取り入れてくれないでしょう。

ちなみに「直射日光」じゃないとダメです。
ガラス越しの太陽ではダメです。
自分も訪問診療で車を運転している時間が長いので、そこそこビタミンD濃度はあるかなと思っていました。
しかし採血して調べてみたら欠乏状態でした。

ちなみに福岡や沖縄も中国人がたくさん出入りしていますが、今のところ感染者の報告はありません。
ただ検査をしていないだけなのか、日照時間と関係あるのか…。

和歌山で発症した医師が勤務する病院では、新規患者さんは受入停止とのことです。
こんなことが続けば、日本の医療機関も大パニックです。
しかも厚労省は、
「新型コロナ感染者は指定医療機関以外でも入院可能、患者同士は相部屋可能」
との見解を示しました。
空調設備、つまり空気の流れによっては院内にウイルスをばらまくことにもなりかねないのにいいのですかね。
特に病院はただでさえ重症患者が多いのに。

国、各省庁、専門家それぞれが別の方向を向いています。
だからこんなよくわからないことになってしまい、国民には不安だけを感じさせてしまっています。

国内にはすでに相当数の感染者がいることを前提とすれば、致死率はそれほどでもないと思われます。
となればそれほど恐れる必要もない。
しかし重症化する例もあるので油断はできません。
極端に恐れる必要はないけれど、個人でできることはやった方が良いでしょう。
風邪やインフルエンザと同じです。
風邪やインフルエンザにかかって死ぬ人はそれほどいないけど、できればかかりたくありません。

けれどやっぱりこのウイルスは不思議です。
子供の感染例が極端に少ないのです。
子供こそあちこち触って、顔触って、指をなめたりしているはずです。
大人が咳をしたりくしゃみをしたりしたら、もろにかぶります。
やっぱりただのウイルスではない、不自然だと思うのは自分だけでしょうか。
加齢とともに次第に萎縮する胸腺が関係しているのか…。
けれどそうであれば、風邪やインフルエンザにも子供はかかりにくいはずです。
やはり普通のウイルスとはちょっと違うようです。

国立国際医療研究センターでもエイズの治療薬で新型肺炎を治療したケースが報告されました。
エイズの治療薬がただの風邪ウイルスの仲間に効くものなのでしょうか。
このケースはたまたまだったのかもしれませんし、症例数が少ないのでなんとも言えませんが。
ただ本当にエイズ治療薬が効果あるとすれば、新型コロナは免疫系に何か変な風に作用する可能性はあります。

どのみちこのままの国の対策だと一番の犠牲者は高齢者になるでしょう。