ここに来てようやくワイドショーでもかなり取り上げるようになりましたね。
各自治体の知事も公に声を上げ始めています。
この時期にやるのはいかがなものかと。
これで感染が広がったら一体どうするのか?
結局また振り出しにもどって、経済対策のためのキャンペーンなのに、
余計ひどい状況を引き起こす、不況を後押しする結果にもなりかねないのです。
もちろん、感染が広がらない可能性もあります。
これって、「賭け」ですよね。
専門科の方たちからは、今やらない方がいいという声が多いです。
しかし政府はまったく聞く耳持たず。
コロナ流行当初も、結局は国の甘い見立てで失敗しています。
結局は日本の経済対策といいながら、一部の利権のために強引に進めているだけの政策としか思えません。
だって、全国旅行業協会の会長は、自民党幹事長のあの二階俊博。
もろ親中派のあの人です。
今回のコロナ騒動に際しても「お礼のための中国訪問をしたい」とか言っちゃってる人です。
まぁ今回のGo toキャンペーンに中国は関係ありませんが…。
ただ習近平の来日にしても、この方は本当いろいろかき乱している感はあります。
尖閣諸島で中国公船がやってきて好き放題を続けているにもかかわらず
まったく真剣に議論されないのも、この方によるものではないでしょうか?
メディアであまり大きく取り上げられません。
もちろんメディア自身が直接的に影響を受けている部分もありますが。
北海道の土地が中国資本に買われまくっているのも。
すべて見て見ぬふりです。
もちろん親中派議員はこの人だけではありませんが、ボスには間違いありません。
ちなみになんで全国旅行業協会会長の二階さんがごり押しするのか。
この協会の役員には多くの旅行業者の会長・役員などが名を連ねています。
つまり、そういう旅行業者を儲けさせれば、たくさん献金がもらえるという算段ではないでしょうか。
もちろん裏金もね。きっと。
ちょうど観光業が大打撃を受けていますから、こういうキャンペーンはすごく良い説得材料になっちゃうわけです。
でもすべては自分に入ってくる「金」のため。
大体なんで、全国旅行業協会会長に国会議員を据えるのか。
そこが根本として間違っていますよね。
だから不自然な違和感のある政策が出てきてしまうのです。
で、Go to トラベルキャンペーンの話題に戻りますが、世論調査だとかアンケートでもほとんどの人が「旅行に行かない」と答えています。
こんなんで本当にやる意味があるのでしょうか??
国は本当に国民の声を聞きませんよね…。
首相はよく「国民の総意ですから」とか言う言葉を発言されますが、
国民の声聞いてないし…といつも思います。
あるときなんか、国会答弁で「国民の総意で私が総理に選ばれた」とか言っていましたが、誰もあんたを選んじゃいない。
「自民党総裁選の仕組みによって選ばれているだけであり、国民が直接あんたを選んだんじゃないだろ」
と心でつぶやいていました。
勘違いも甚だしい。
……ん?本当に直接選ばれたと思っているの??
まさかねぇ…。
でもあり得るから怖いです。
Go to キャンペーンって、よく考えると国民みんなに平等なものではないんですよね。
例えば寝たきりの方であるとか、そうそう簡単に旅行に行けません。
今では航空会社とかすごく協力的で遠方の旅行も可能になっていますが、
よりによってコロナ感染が広がっているときに旅行を計画しません。
施設に入居しているおじいちゃん、おばあちゃんなんてもう何年も旅行に行っていないのではないでしょうか?
一時「お肉券」だとか検討されましたが、まだこの方がましと思ってしまいます。
感染拡大リスクはないですからね。
ましてや仕事を解雇された人も少なからずいます。
給料が減った人とか、ボーナスカットになった人とか。
日々の生活が精一杯で、先の生活が不安なのに、そんなときに旅行に行くという選択肢が出てくるのでしょうか?
旅行に行きたいと思っても、たとえ国から援助があるといっても行けない人もいるのではないでしょうか?
Go to キャンペーンを利用できる人は限られています。
こんな不平等キャンペーンなんていりません。
こういうときにこんな政策は本当におかしいです。
少しコロナ騒動・コロナ対策に目処が立ってから行うべきでしょう。
今回、強引にGo to キャンペーンを行うことにより、旅行業・観光業の助けを行いましたが他の業種に対してはどうやって援助するのでしょう。
多分飲食店の人たちが、お食事券キャンペーンをしてくださいと二階さんに頼みに行っても、動いてくれないでしょう。
きっとそこには二階さんにはなんの利権もないからです。
内容的には決して悪くはないキャンペーンだとは思います。
でも今じゃないんです。
今行うことは、大げさに言ってですが、国民の命・健康を差し出して行う悪すぎるキャンペーンです。
より国民を不安におとしいれるだけです。
みんな今は安心感が欲しいのに…。
ちなみに全国旅行業協会という訳のわからない団体ですが、旅行関係でこういうのいっぱいあるんですよね。
で、役員を調べていくと…
全国旅行業協会 → 専務理事の有野一馬は元運輸相(現国土交通省)官僚
日本旅行業協会 → 理事長の志村格は元運輸相(現国土交通省)官僚
日本修学旅行協会 → 名誉会長の辻村哲夫は元文部省官僚
全国修学旅行研究協会 → 評議員の赤木壯は元林野庁(農林水産省の外局)
さらっと調べただけでも、役員には必ずと言って良いほど元官僚がいます。
つまり天下り先です。
今も天下りっていいんでしたっけ?
よくわからない、似たような協会をいっぱい作って、天下り先を確保している訳です。
しかも上記の境界の役員には、重複して役員になっている人もいます。
だったらこんなに協会いらないんじゃないのと思ってしまいますが…。
ちなみに日本旅行業協会ではHP上で情報公開していますが、毎年会費関連だけで4億円以上の収入があります。
会費とはJTBであるとか近畿日本ツーリストだとかの旅行業者が会員となって納めているものです。
ちなみに入会金80万円、年会費35万円…。
二階さんの全国旅行業協会は、東京都においては第1種旅行業で入会金225万円、年会費9万1千円。
(この協会も会費関連で毎年4億円以上の収入があります)
みかじめ料?
旅行業って、こんなヤクザみたいなシステムがあったんですね。
しかも複数の協会に入ることになるでしょうから、旅行業者としては会費だけですごそうです。
しかも役に立つんだかわからない資格試験制度まで作っていますし。
会費だけで安定的な経営?ができる超優良企業ですね。
そりゃ何もしない天下りの人なんかに退職金をがっぽり払えるわけですわ。
結局は修学旅行はJTBなどに委託されたりしますが、旅行代金の一部が協会の会費となって納められていったりするんでしょうね。
お金の流れのスタートは「子を持つ親のお金」。
ゴールは「天下り官僚などの仕事に見合わない法外な給料・ボーナス、退職金。あるいは政治献金。」
ちなみに、日本旅行業協会の役員は、ほとんど実務的な仕事は何もしない、名前だけ連ねているにもかかわらず月額100万円前後の給与が支払われています。
もちろんボーナスも。世間がどんなに不況であろうと。
実際の仕事は現場の人間が汗水垂らしてやっているのでしょうから、役員さんの仕事ってなんなんでしょう?
ほんとこういう日本の時代遅れ的なシステムは変わりませんよね…。
実際に働いた人が適正な報酬を得られるようなシステムになるといいのにと思います。
旅行業者を使わない修学旅行を企画する学校とか出てきてほしいものです。
先生はちょっと大変かもですが、旅行を企画することが好きな人もいますからね。
学生たちはほとんど修学旅行は中止となっています。
子どもの声として、「大人は良くて、なんで修学旅行はダメなのか」というものがありました。
修学旅行をGo toキャンペーンを使って行う学校が出てきてくれたらいいのにとか思っちゃいます。
国は旅行を推奨しているんですから。
まったく医療と関係のないブログでした…。