ウイルスベクターワクチン

あまり日が当たっていないウイルスベクターワクチン

日本で(仮の)認可されているのは、アストラゼネカのワクチンです。
外国ではジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンもウイルスベクターワクチン(ヒト・アデノウイルス)です。
中国ロシアもヒト・アデノウイルスを使っています。

アストラゼネカのワクチンは、チンパンジーのアデノウイルスにスパイクタンパクを作るDNAを入れて注射するというもの。

ただ問題はそのDNAが人間のDNAに組み込まれる恐れが本当にないのかです。
癌抑制遺伝子の近くとかに作用して、発癌の原因になる可能性だってある。

あるいはヒトのDNAに組み込まれたら一体いつまでスパイクタンパクを作り続けるのかもわかっていない。

そういう安全性については何もわかっていません
というか十分調べられていないし、誰もわかっていない。
長期的な副作用がまったくわかっていません。

誰でも抱く疑問です。

アストラゼネカのワクチン打っている先生に聞いてみたらいい。
絶対に発癌の可能性はないのかと。
「ない」と断言したらヤブでしょう。

さて、これにまつわるおもしろい話を。

IDファーマという日本の会社がワクチンを開発しています。
同じウイルスベクターワクチンです。

IDファーマは、チンパンジーとか気味の悪いものではなく、「センダイウイルス(SeV)ベクター」というものを使ってワクチンを開発しているそうです。
https://www.idpharma.jp/technology/#sev

上記のホームページに書いている一部分です。

気になるところを抜き出してみます。

—–
安全性が高い理由として、ウイルスベクターの多くはDNAを骨格とし、細胞の核に入り込みDNAとしての遺伝子発現を行いますが、SeVベクターはRNAを骨格とするベクターであり、原理上 核に入り込まず染色体への遺伝子組み込みが起こることがありません。そのため染色体に影響を与えることがなく癌化等のリスクが抑えられます。また、遺伝子導入後すみやかに細胞から消失する機能を付加しています。
—–

・SeVベクターは遺伝子組み込みが起こらない。
・染色体に影響を与えない。
・癌化等のリスクが抑えられる。

さらに上記ページの下にすすむとさらに詳しく書かれています。

抜粋すると、

—–
細胞に遺伝子を導入し発現させるという目的で開発されたベクターや、プラスミドなどの遺伝子導入方法は、細胞の核にDNAを送り込み遺伝子発現を行わせるものがほとんどでした。この場合、ホストの細胞核内の染色体に入り込むことが必須または高い可能性があります。これにより染色体に傷(改変)をつけ、ホスト細胞に何らかの影響を与える可能性が出てきます。事実、レトロウイルスベクターでは極めて稀ですが、染色体に入り込んだ影響と考えられる「がんの発症(白血病の発症)」となって現れたケースもあり、注意が必要といわれています。またアデノ随伴ウイルスベクターやアデノウイルスベクターも、限定的でありますが染色体に組込まれるケースが報告されており、同様の注意が必要です
—–

・細胞の核にDNAを送り込み遺伝子発現を行わせるものは、細胞核内の染色体に入り込むことが必須または高い可能性がある
・これにより染色体に傷(改変)をつけ、ホスト細胞に何らかの影響を与える可能性がある
・レトロウイルスベクターではでは、「がんの発症(白血病の発症)」となって現れたケースがあった。
(アデノウイルスベクターはレトロウイルスベクターとは異なります)
・アデノ随伴ウイルスベクターやアデノウイルスベクターも、限定的でありますが染色体に組込まれるケースが報告されており、同様の注意が必要

アデノウイルスベクターワクチンを使用している、アストラゼネカやジョンソン・エンド・ジョンソン、中国、ロシア(スプートニクⅤ)のワクチンの危険性を匂わせるかのような文章
あるいはケンカを売っているかのような文章。

いやいや事実を書いているわけだから、正義感のある文章。
科学者としては当然の見解。

一方で、テレビではアストラゼネカワクチンの危険性をちっとも言わないで、打て打てばかり言う専門家。
もはや専門家ではない。
誰かに雇われた営業マン。
あるいは工作員。って書いたらマズいか(といっても消さない)。

センダイウイルス(SeV)ベクターの技術が本当にいいのかわからないし、別にこのIDファーマのワクチンを勧めているわけでは決してありません。
本当の安全性だってわからないしね。
でもアストラゼネカなどよりはマシだと思います。

日本のワクチンは開発が遅いとか言われていますね。
国のせいだと批判している人も多くいます。
確かにそういう面はあるかもしれませんが、日本企業は「安全性」を重視しているから時間がかかっているというのもあるんじゃないでしょうか?

今発売されている外国企業のワクチンは安全性については十分検討されず市場に出てきました。
緊急使用という形で。
何か問題が起こっても、製薬会社は責任とらなくていいようになっているのです。

でも日本企業は問題起こったら責任とるつもりで開発している。
というかビッグファーマのように都合の良い契約なんてできないから仕方ないんでしょうけど。

IDファーマのHPをみて、日本企業は安全性についてちゃんと考えているんだなぁと思いました。
アンジェス以外はね。

アンジェスの「新型コロナウイルス感染症向けDNAワクチン」をみてください。
https://www.anges.co.jp/progress/

なにこのしょぼさ…。

高校生が作ったんでしょうか。
中学生でも作れそう。

信じられなくて、他にもHP内を探しちゃいましたよ。
時間の無駄になりましたけど。

DNAワクチンの安全性については何も詳しく書かれていない。
唯一書いてあるのは、
「ウイルス表面のスパイクのみを体内に発現させ抗体を作るため、病原性がなく安全である。」
と、説明になっているんだかなっていないんだかわからないような一文のみ。

極めつけは以下の図。

点線から左の図なんて、もはや幼稚園児向けの説明か。

点線から右側の説明文。
「細胞の中に入らない限りウイルスは生き残らないのでどこかへ行ってしまう

・・・(無言)
どこかへ行ってしまう…

どこへ行ってしまう?

こんな説明しかできなくて、よくワクチンを開発しようとしたなぁと感心。
アッパレです。

これがアベ友効果で国から114億円の助成金を引っぱった企業のしていることです。
どこかの自治体からも寄付金もらってましたね。500万近くだったか。
おいしい食べ物に変わって腹の中に消えてしまったのでしょうか。

そんなとこが案の定ワクチン開発断念
国産第一号って期待されていたのに。
期待を裏切らないアンジェス…ワクチン断念参照)

このニュース大分前に報道されていたのに、またしつこく今日も報道されてました。
国産ワクチン競争、トップ交代 治験で有効性確認できず

2023年に先延ばしって言ってもねぇ。
あんな説明しかできないんじゃなんだか不安です。

国が予算つけないから日本のワクチン開発は遅れてるというけれど、相当カネもらって、国産一号と期待されていたアンジェスがこんなんじゃね…。

あ~あ、ワクチンの考察なんてしちゃってまた無駄な時間を過ごしちゃいました。
ワクチンなんて勧める気ないので、考察するだけ時間のムダなんですけど。
でも、こうしてみるとおかしなことばかりでしょ?

有効率とかそういう面だけからじゃなくて、違うところから眺めるとおかしなことばかりなんです。

自分の大切な体をワクチン開発ごっこに安易に提供するなんてことしないようにしてください。