昨年末、新型コロナ治療薬の「ゾコーバ」についてブログを書きました。(ゾコーバ 2024年12月12日)。
ちなみにゾコーバは塩野義です。
承認の過程からして不自然極まりない薬でした。
今回、医療者向けのサイトに『やっぱりゾコーバは「効かなかった」』とのタイトルで、神戸大学教授の岩田健太郎先生が記事を書いていました。
ワクチン推進教授ですからこの方の考え方にすべて賛同できるわけではありませんが…。
つい最近、ゾコーバの臨床効果に対するランダム化比較試験(RCT)の結果が発表されたとのこと。
Luetkemeyer AF, et al. Ensitrelvir for the Treatment of Nonhospitalized Adults with COVID-19: Results from the SCORPIO-HR, Phase 3, Randomized, Double-blind, Placebo-Controlled Trial. Clin Infect Dis 2025 Feb 17:ciaf029.
別に上記を読む必要はありません。
ただただ結論は『効かなかった』の一言ですから。
岩田先生の記事から一部抜粋します。
『これまで、ゾコーバは「重症化は防がないけど、症状は1日早く治る、超高級風邪薬」と言われてきた。本研究ではそのメリットすらないことが示唆された。ウイルスは抑えるが、患者は治さない。基礎医学的な知見だけではダメで、臨床医学的吟味こそが大事、というEBMの基本中の基本が本研究で再確認された。』
もやは薬でもなんでもないでしょう。
早いとこ承認撤回すべきではないですかね。
さらにはこんなことも書かれていました。
『ゾコーバの効果を示した日本の研究も参加者の年齢平均値は30歳代と若く、超高齢者に対する同薬の効果はいまだ吟味されていない。』
高齢者に対する効果も不明なのに、日本では処方されていましたよね。
処方していた医師たちって、どれだけ無責任なんだかがよくわかります。
ゾコーバは承認からして不自然でしたし、禁忌も多く使いづらいし、それほど効果が期待できないのも最初からわかっていたことであり、岩田先生はこんなことも記事に書いていました。
『もともと僕は同薬の使用には批判的だ。・・・(中略)・・・「専門家」でゾコーバを推すか否かで、その「専門家」の質が分かる、とすら言っていた(東洋経済ONLINE「コロナ治療薬『ゾコーバ』感染症専門医が抱く疑問」)。』
感染症の自称専門家もどきどもが多くゾコーバを処方していた中で、ここまでハッキリと物申してしまうところ、嫌いじゃありません。
2022年12月にもブログでゾコーバのことについて書いていました(ニュースの見方)。
このブログの中で紹介していた北海道のニュースのリンクが切れていたので、改めて記載しときます。
Youtubeに残っていました。
ここに出てくる先生、「かなり効く薬なんだという実感はあります」なんてコメントしていますが、何を見ていたのだろうか…。
まぼろし?
一応、この先生は「(新薬で)怖かったら別に無理に飲む必要はないと思いますよ」と患者さんに説明しているシーンもありましたので、患者さんにゴリ押ししている訳ではなかったようです。
だったら処方しなけりゃいいのに。
ちなみに上記の東洋経済ONLINEの岩田先生の記事の最後にはこんなことが書かれていました。
『岩田さんは「ゾコーバは、まるでリトマス試験紙のようなもの」と考える。「新型コロナの治療について勉強をしている医師は、おそらく使わないでしょう。」』
『医師のなかには、患者の希望に応えたいからとゾコーバを処方するケースもあるかもしれませんが、それは“患者思いの医師”ではなく、明らかに間違い。医師なら科学的な視点を持って必要な薬を処方すべきです。』
そっくりそのまま「コロナワクチン」にも当てはまりそうな気もしますけどね。
元は変異しやすいコロナウイルス。
根本的に、そんなものにワクチンで対抗できると思うのが不思議でなりません。
それに今回のコロナワクチンだって、承認の異常な早さであるとか不自然なところはたくさんあり、ゾコーバとどっこいどっこいです。
ワクチンという名前でありながら実態は遺伝子製剤であるという点、中長期的副作用もまだ誰にもわからないという点などもあったわけであり、
「患者の希望に応えたいからとワクチンを打つのは、“患者思いの医師”ではなく、明らかに間違い。」
なのではないでしょうか。
2月27日現在で、厚労省の疾病・障害認定審査会において認定件数は8,929件、うち「死亡」にいたっては983件です。
陰謀論でも何でもありません。
これが現実なのですし、いまだにワクチンワクチンとうるさい医師はどう考えているのでしょうか。
しかも面倒くさい資料集めて申請した人たちは当然一部であり、実体はこれ以上であることは疑いようのないことです。
「国産初の期待の新薬」みたいな感じでメディアで散々もてはやされ、一部の医者も勧めていたけど、結局は効かなかった。
みんなコロッと騙されちゃうんだから…。
こんなのばかりだから、残念ながら今の時代、専門家の言うことを信じない方が正しい道である確率が高いのです。
「医療不信」を招いているのは自分たち自身であることに、そろそろ気づいてほしいものです。
