「隙間の神」とは…
:現代の科学では説明できない現象がある時、それは神の超自然的な介入であるものであるとする、考え方。
今回はある本を紹介します。

「神」と聞くと、またそっち系?とか怪しいとか思われる方もいるでしょう。
しかしこの本は、国際ヒトゲノム計画の責任者でもあり、2009年~2021年まで米国国立衛生研究所(NIH)所長を務めたフランシス・コリンズ博士により書かれた本です。
もともと博士は無神論者、つまり科学一辺倒の人だったのですが、どのようにしてキリスト教信仰にいたったのかなど書かれています。
ちなみに先日の「神の遺伝子 2025年5月31日」のブログの最後の方で自分はこのように書いていました。
—
人間というものがどのように生まれ、というのは考えると本当に不思議です。
学術的には一応説明されたりはしていますが、ほんとにそうなの?と思ってしまうところもあります。
宇宙において人間が唯一の生物という考え方もおごり高ぶった思考だと思います。
地球での人間誕生ということではなく、もっともっとさかのぼると根本的には(物質的には)、宇宙が誕生したときが人間の起源ともいえます。
(余談ですが「宇宙が誕生」と書いといてなんですが、どこに誕生したのでしょうか…。)
—
そして冒頭で紹介した本の帯(裏面)には、「はじめに」から引用された以下のような文章が書かれていました。
『「なぜ宇宙は存在するに至ったのか」「人間の存在意義とは何なのか」「人の死語はどうなっているのか」といった問いに関して科学は無力であり、沈黙を保たざるを得ない。人類が求めてやまないものの一つに、深遠な問いに対する答えがある。そして、見える世界と見えない世界の両方を理解したいと願うなら、科学と精神の両面から総力を結集する必要がある。本書の目的は、科学と信仰の両方の視点を冷静に、知的に統合するための道を探求することである。』
ちなみに表の帯にはこのように書かれています。
『生命は、偶然の産物なのか
「真理」を探求した先に、「信仰」と「科学」の真摯な対話が始まるー』
ヒトゲノム計画の責任者だったという科学者バリバリの人による、見える世界と見えない世界のお話しです。
しかも元バリバリ科学一辺倒の科学者だった人です。
そこそこボリュームある本ですし、マニアの人だけ興味があったら読んでみてください。かる~く読めるものではありませんので。
ちなみにビッグバンについては著者はこのように書いています。
『ビッグバンを考えるとき、神の介入という説明を考えずにはおれない。ビッグバンからは、この宇宙には明確な始まりがあったという結論にどうしても到達する。私には、自然が自らを生み出すことができるとは到底思えない。それを成し遂げ得るのは、宇宙や時間の外側に存在する超自然的な力だけだろう。』
また
『人間の体内の原子のほとんどは、古代の超新星の核癒合炉の中で作られたもので、あなたは文字どおり星のくずからできているのだ。』
と書かれていたのですね。
なんだか自分がブログに書いた考えと似ているようでちょっと嬉しかったです。
(もちろんブログを書いたのはこの本を読む前でした)
またおもしろい話も書かれていました。
DNAの二重らせん構造を発見した人物のうちの一人、フランシス・クリックの話です。
『フランシス・クリックは、生命体は宇宙から地球へと、星間空間を漂う微粒子に乗って地球の重力場に引き寄せられたか、あるいは古代の宇宙旅行者によって意図的に(または偶然に)持ち込まれたのだと提唱するに至った。』
著者はこれに対し、『地球上にどのように生命が現れたのかという疑問は解決するかもしれないが、生命の起源という究極の問いに関しては何の役にも立たないと』書いているのですが、あのDNA二重らせん構造発見のクリックが、宇宙人が地球に生命体を持ち込んだような考えを持っているということにはびっくりしました。
まがりなりにもノーベル賞受賞している博士ですよ。
クリックの考えが正しいわけではないかもしれませんが、科学バカとか宇宙人の存在を一切認めない人たちはどう思うのでしょうか。
クリックは頭がいかれているとでも評価するのでしょうか。
他にもいろいろと興味深いことが書かれています。
『もし神が自然の外側に存在するなら、科学によっては神の存在を証明も反証もできない。だとすれば、無神論自体もまた、盲目的信仰の形態ということになる。』
科学バカの人たちもいわば「科学教」という一つの「信仰」ということですね。
同じ穴のムジナということ。
上記ではクリックの言葉を紹介しましたが、次はアインシュタインです。
『科学だけではすべての重要な疑問に答えることは不十分なのである。アルバート・アインシュタインでさえ、純粋に自然主義的な世界観は貧困であると考えた。言葉を慎重に選びつつ、彼はこのように言った。「宗教抜きの科学は重みに欠け、科学抜きの宗教は実態に欠ける。」』
科学オンリー、宗教オンリーどっちもどっちです。
他にも著者の興味深い文章を紹介していきます。
『神こそ宇宙の法則を造った存在ではないのか。神こそ最高の科学者、最高の物理学者、最高の生物学者ではないのだろうか。』
まさに絶妙にバランスのとれた自然であるとか、とてもきれいな法則であるとか、根本は「神」の采配によるものかもしれません。
それを人間は自分が認知できるちっちゃな世界だけであーだこーだ議論しているだけで。
ある意味神の手のひらの上で転がされているだけとも言えるのかもしれません。
およげたいやきくんだって、鉄板の上だけの世界から勇気を出して?海に飛び込んだのです。
鉄板の上だけの世界だけじゃないんですね。
って例えがなんか変ですけど。
『もし神が自然界の外に存在するのであれば、時間にも空間にも制限されないはずである。したがって、神は宇宙を造ったその瞬間に、将来のすべての詳細も知っていたことになる。そこには恒星や惑星、星雲、そして化学、物理、地学、生物学など、地上での生命の形成に関わる分野のすべて、さらには人間の進化も含まれるだろう。たった今、あなたが本書を読んでいるという事実からその先に至るまで、ずっとお見通しだったということだ。そう考えると、我々の目には進化は偶然の積み重ねであっても、神の目からは、結果はすべてあらかじめ決定されていたことになる。』
個々のこまごましたバリエーションはあるにしても、大きな流れではシナリオ通りということでしょうか。
また科学者へのメッセージとしてこのように書かれています。
『職業的な立場からは、科学はすべての問いに回答を与えられるわけではないと認めてしまっては、知的プライドが傷つけられるかもしれません。しかし私たちは、科学では説明できない分野もあることを認め、そこから学ぶ必要があるのではないでしょうか。』
まさにその通りです。
頭固い科学者はかたくなに科学以外のことを認めません。なぜそこまで意固地になるのか不思議なくらいです。
謙虚さのカケラもありません。
またとても大事な事も書かれていました。
『我々は皆それぞれ、人に援助の手を差し伸べるように召されている。それは、大きなスケールで起こることも稀にはあるが、ほとんどの場合、一人の人からもう一人の人への小さな親切行為として実現する。たとえ一つ一つの行為は小さくても、このような出来事こそ本当に重要なのだ。』
自分の周囲から、小さなことでも良いので助け合っていくことが重要ということですね。
で、本書の最後にある「補遺」に、実はあの神の遺伝子「VMAT2」のことにも言及されています。
しかし「ほとんどの専門家は懐疑的に受け止めている」と書かれているのですね。
VMAT2遺伝子とワクチンの関係性についての話を知ると不安に感じてしまう人もいるかもしれませんが、VMAT2の件については根本的に多くの専門家はあまり評価していないようです。
ですから大きく不安を感じる必要はないのかもしれません。
しかし結局は科学バカによる評価かもしれませんし、本物の情報こそ評価されない、なんてこともたびたびあります。
それにワクチン接種後に一部の人々には変化(特に精神面)が現実に認められますし、スピリチュアリストによる評価・意見とも一致します。
VMAT2の事前情報がなくても、多くの人が提唱してきた考えと現実に起きていることが合致しているのですね。
と考えるとやはりVMAT2遺伝子のようなものへの影響はあるかもしれません(それ以外の要因もある可能性はあります)。
結局接種者には不安を感じさせることになってしまいますが、接種者全員の話ではありませんので。
見えない世界があること前提で書きますけど、我々は物質世界に生きています。
ですから科学的に説明できればそれが一番良いですし、皆が納得できます。根拠がガチガチにあります。
科学というものは素晴らしいですし、それをつきつめ研究されている人もすごいと思います。
また科学のおかげで便利な世の中になりました。
ただ科学だけですべて説明できるものではないことも事実です。
例えば「意識」について科学的に納得のいく説明はできるのでしょうか。
どのように「意識」が生まれるのかとか。
科学的に「意識」を作り出すことは可能なのでしょうか。
科学は万能ではないという謙虚さも必要だと思います。
一方で見えない世界の話だけですべて説明するのもどうかと思ってしまいます。
我々は肉体を持ち、物質的な世界に生きているのですから。
一部の極端なスピリチュアリストは、精神世界の力・霊性の力だとかですべて解決できるような感じで物言いします。
まるで真理をすべて知っているかのような言い草なんですね。
それが正しいという根拠はあるのでしょうか。
それこそ見えない世界の話ですから、根拠を示すことはできないのかもしれません。
少なくとも科学的に証明はできません。
スピリチュアル的なことだとか、死後の世界やあの世の話だとか、いろんな考え・バリエーションがあります。
どれが正しいのかなんて一般人にはわかりません。
ですからもはやプチ宗教みたいなもので、自分の信じたいように信じればいいと思います。
極端なスピリチュアリストの中にはその人の考えを押しつけてくる人がいるのですね。
そして知らない人を決まってバカにしたような言い草で責め、なぜか上から目線です。
もはや自分自身が全知全能の神のような振る舞いです。
科学的には証明できませんが、であればその主義主張に沿った方法で何か奇跡を目の前で見せてくれるとかしないと信じられませんよね。
正直科学バカとどっこいどっこいだと思います。
自分の信じたいように信じる、その寛容さが本当の神の優しさではないのですかね。
もちろん自分は霊性であるとか見えない世界・見えない力への理解は重要であると思いますし、なんなら「超」重要とさえ思います。
人の健康・不健康も科学的なことばかりではなく、これらの世界の知識も必要ですし多いに関わっていると思います。
ただ上記に書いたように、人間は肉体を持った物理的な世界に生きています。
ケガなんていうのは肉体への物理的な影響ですし、それと同じくシェディングだってスパイクタンパク(と思われる)により肉体へ物理的に影響を受けます。
ですから一部のスピリチュアリストが主張するように「気の持ちよう」でシェディングを完全に防げるとはやはり思えません。
一般の人には。
集団意識であるとか集団ヒステリーであるとかノセボ効果によってシェディングが起きるのではないかと指摘する人もいますが、シェディングを十分観察していれば、シェディングに対する思い込みがない人にも原因不明の症状(シェディングでよく認める症状)が実際に起きており、やはり「物理的影響」があることをうかがわせます。
仙人レベルの不思議なパワーを持った人なら気の持ちようでどうにかなるのかもしれません。
しかし地球上にはいろんなレベルの人がいるのです。
なんなら仙人レベルのパワーで地球の人々を皆仙人レベルに引き上げて救ってほしいものです。
仙人レベルの常識を押しつける前に。
それぞれのレベルに合わせたアドバイス・対処法がありますし、段階を踏んで目覚めていく?必要もあるのではないでしょうか。
またmRNAワクチンという変なものが出てきたおかげで、変な現象もいっぱい起こるようになりました。
少しずつ論文も出てきて科学的な機序などわかってきている部分もありますが、これまでの学術的なデータが積み重なっているわけではないですから、起きている現象から推測していくしかありません。
ワクチンに関することを一例としてあげましたが、わからないことをなんでもかんでも「見えない世界の力」のせいだとするのは良くないと思います。
それそこが表題の「隙間の神」ということです。
安易に「隙間の神」に逃げ込んではいけないということです。
物理的世界に生きているのですから、やはり科学的に説明できれば一番それが良いですし、皆が納得できます。
ですから自分も最初からVMAT2を元に考察・観察しなくて良かったなと思っています。
シェディングについてもこれまでずっと物理的・科学的な要因から考えてきました。
ニオイの実験したり(いまだにサンプルをとってありますが、エネルギー的にも良くなさそうです。早いとこ医療廃棄物として捨てなければです。それともお祓いに出す?)。
体に出た症状も医学的にどのような機序で起こるのだろうと考えてきました。
そして最終的に物質的・科学的な要因だけではなく霊的な影響もあるのだろうという結論に達しました。
「結論に達した」といっても今のところですので。まだまだ調査は現在進行形です。
理解できないから安易に「霊的な影響」としたわけではなく、十分いろいろ吟味したうえで、また起きている現象から霊的な影響もあるのだろうと感じました。
見えない世界の力についての理解は重要ですけど、安易になんでもかんでもその見えない力のせいにすることには注意が必要です。
科学的なアプローチ、見えない世界(霊性)からのアプローチ、両方が必要だと思います。
どちらに偏りすぎても良くないということです。
自分たちは意識の世界だけに生きているわけではないのですから。
※あくまで紹介した本の流れで「神」と表現しましたが、どう表現するかは人それぞれです。「グレートサムシング」でも「天」でも「大いなるなにか」かでも。
