癌治療について③

前回に続いて癌治療についての話題です。
前回のブログは癌治療について②を参照ください。

これまで世界的には、末期癌と宣告された人、余命を宣告された人の中から
奇跡的に癌を克服された方が少なからずいます。

どうして克服できたのか?

やはりそこに癌治療のヒントが隠されています。

決して、手術、放射線、抗癌剤治療だけではありません。
病院から「もう治療法がありません」と見放された人でさえ、癌を克服し
何年も生き延びた人、癌が消えてしまった人がたくさんいるのです。

参考になる本は
「がんが自然に治る生き方」ケリー・ターナー著
です。

この著者は全世界を飛び回って末期癌を克服した人にインタビューしたそうです。
そして劇的に寛解した医学論文を1,000本以上分析したそうです。
そこでどうして克服できたのか、共通してやっていたことは何かを出しました。
そのうち、上位9項目が以下の通りだったそうです。

・抜本的に食事を変える
・治療法は自分で決める
・直観に従う
・ハーブとサプリメントの力を借りる
・抑圧された感情を解き放つ
・より前向きに生きる
・周囲の人の支えを受け入れる
・自分の魂と深くつながる
・「どうしても生きたい理由」を持つ

それぞれの項目については本を参照いただければと思います。

この中でも、「抜本的に食事を変える」ことはとても大切です。
病院にかかって癌と診断された。
その担当医に、食事についてアドバイスをもらうことはあるでしょうか?
外科治療か、放射線か、抗癌剤か、その治療法しか提示されないと思います。
なぜ癌になってしまったのかを考えなければなりません。

どうして癌ができたのかを考えなければ、せっかく治療してもまた繰り返し癌ができてしまう可能性が高いです。
あるいは他の病気を発症するリスクが高いです。
癌は単なる「できもの」ではありません。
取ってしまえば終わりということではないのです。

癌は生活習慣病のひとつです。

ふだんの食生活、生活習慣が癌を発症させます。
もちろんそれだけではありませんが、食生活・生活習慣のウエイトは高いです。

じゃあ、食生活をどうすれば良いのか?
今、いろんな食事療法が提唱されています。
全く正反対のことを主張しあっていたりして、どれが正しいのかわかりません。
これは人それぞれだと思っています。
人それぞれにあった食生活があります。
一律に○○療法が良いとは言えないのではないでしょうか。

例えば糖質制限も、理論的には間違ってはいないと思います。
なるほどと思います。
しかし実際に糖質制限を厳しくやっている方を見ると、老化が早まっている感じがするのです。
わかりやすくいえば、見た目が急激に老けている感じがします。
あるいは内臓疾患で早死にしている話もちらほら聞きます。
糖質制限が全く間違っているわけではないですが、何も考えず安易にむやみやたらに食いつくのはやめた方がいいと思います。

ただ、食事に関しては「毒を体に入れないこと」が一番大切です。
合成化学調味料、添加物、農薬、遺伝子組み換え食品、トランス脂肪酸などなど。
肉、乳製品、養殖魚では、ホルモンや抗生剤などの問題もあります。
天然魚でも放射性物質や重金属の問題があります。
こう書いたら、何を食べたらいいんだという話になってしまいます。
正直、今の時代、毒から逃れることはできません。
すべての食事を自給自足でまかなわない限りは無理でしょう。
なので、解毒(デトックス)をどうするかという発想も必要になってきます。
本来人間には自然に解毒するシステムはあります。
ただ人によって解毒する力が違います。
これが病気発症の差にあらわれている思われます。
(最近解毒力が弱っている人が増えてきている印象です)

自分の体の代謝がうまく回っているときは、そんなに食事制限をしなくても良いかもしれませんが、癌が発症してしまったのであれば、糖質をなるべく減らす、肉や乳製品を極力減らすなど食生活をしっかりと考えていかないといけません。

なるべく上記の毒を体に入れないように意識することが大切ですし、
解毒の力が弱い人は、解毒をサポートしていくことが大切です。

解毒力を高める、抗酸化作用を高める、体の代謝を改善させる
ためにサプリなどの力をうまく使うと良いです。
サプリも高額なものもありますが、高ければいいというものでもなく
安いものでも十分対応できます。

先に、「癌は生活習慣病」と書きました。
食生活や生活習慣が癌を引き起こすこともあるからなのですが、
癌の患者さんの血液検査をみると、栄養状態がバラバラなことに気づきます。
癌になったからバラバラになったのではなく、バラバラだから癌になったのです。
例えばホモシステインが異常に高かったり、EPA/AA比が異常に低くかったりして、
いつ脳梗塞や心筋梗塞が起きてもおかしくないことがあります。
亜鉛などのミネラルの摂取不足、ビタミンDの欠乏はほぼ確実にあります。

つまりその人の食習慣は、野菜が不足している、オメガ6の油(炎症を起こす)を多くとっていたことがわかります。
以前からこういうことに注意していれば癌にはならなかったかもしれません。

だから癌治療の根本は食生活の抜本的な改善が必要なのです。

 

そして上記のリストにはないのですが、とても大切なこととして
「感謝の気持ちを持つ」ことが大切です。

末期癌と宣告されて、なかなか感謝の気持ちを持てる気にならないと思います。
逆に何を言っているんだと思われるでしょう。
しかし癌を克服された方の共通項は、考え方が変わった人でもあるのです。

癌と告知されて、うつ傾向になるのは仕方ありません。
しかしそこから少しずつで良いので、「ありがとう探し」をしてみてください。
日常当たり前と思われているところに、たくさんの「ありがとう」があります。

朝目が覚めて、ありがとう
ご飯が食べれて、ありがとう
外出して無事に帰ってこれてありがとう
心配してくれてありがとう

たくさんの「ありがとう」が日常にはあります。
できれば人に親切にしてもらったら声に出して「ありがとう」というのが効果的です。
一人でいるときも独り言のように「ありがとう」と言うと良いです。

言葉は言霊。
「ありがとう」というプラスの言葉が、体の精神状態に良い影響を及ぼし、
そしてさらに免疫系に良い影響を及ぼします。

マイナスの言葉を言わない。
プラスの言葉を心がけるようにしてください。

そうは言っても人間は未熟ですから、マイナスの言葉が出てしまうことがあります。
それは仕方ありません。
でもそれに気づけるだけで成長ですし、気づいたらそれを打ち消すくらいの
プラスの言葉を言ってください。
言うだけでなく、心で思うことも一緒です。
マイナスの感情に気づけたらそれだけでも成長です。
プラスの言葉を心で思ってください。

最初は慣れないかもしれませんし、癌と診断された直後はそんな気になれないかもしれません。
1日1個のありがとう探しからでも良いです。
少しずつ行うことでだんだんクセがついてきます。

例えば、昔「鬼の○○」と呼ばれていた人が、「仏の○○」に変わった途端、癌が消えたということもあります。

もちろん、「ありがとう」だけで癌が治るわけではありません。
いろんな治療法の組み合わせが大切です。
しかし根本として、考え方を修正していくこと、これに勝るものはありません。
考え方が免疫系に及ぼす力は甚大です。

逆にいえばストレスが免疫系に悪影響を及ぼす力も甚大です。
肉体的ストレスだけでなく、肉親の死別など精神的なストレスも体の免疫系に
大きく影響します。

精神的ストレスによって癌が発症することもあれば、認知症が発症することもあります。
あるいは心臓血管系の病気になるなどもあるでしょう。
どれになるかは、その人のそれまでの生活習慣や、食習慣、代謝の問題などが左右します。
人間関係にも左右されるでしょう。

血液検査でホモシステインが高かったり、EPA/AA比が低かったりして
いつ脳梗塞や心筋梗塞が起きてもおかしくなかったことがあると書きました。
脳梗塞や心筋梗塞が起きてしまっていれば、そのまま突然亡くなってもおかしくなかったのです。
あるいは片麻痺となって、日常生活に不便を感じながら生きていくことになっていたかもしれません。
そう考えると、癌は、「生活習慣を見直しなさい、食習慣を見直しなさいよ」とお知らせしてくれたことになります。
体の中に癌はあるけれど、一応普通に暮らせている。
普通に食事も食べれているし、不便もなく外出もできる。
突然死していたかもしれないのに、気づかせてくれて、改善させてくれる時間をくれたのです。
そう思ったら癌に感謝することができませんか?

簡単に癌に感謝するなんてできないと思います。
しかし癌にまで感謝できる境地に達すると、また何かが変わります。

癌になると、家族がみんな心配して協力してくれるようになります。
遠くに住んでいたりして疎遠になっていた家族までもが一致団結するようになります。家族の結びつきが強くなります。
これもまた癌に感謝です。
疎遠になっていた家族全員が、家族のありがたさを実感することができます。
家族こそ究極の当たり前になってしまっていますが、当たり前ではないことに気づきます。

実はここまで深く考えるようになったのも、
つい最近実の父が膵臓癌+多発肝転移と診断されたからです。
それまで健康一筋で生きてきた人ですから、突然末期癌と診断されて本人はもとより家族までもが青天の霹靂でした。
ホモシステインやEPA/AA比の話も自分の父のことです。
これまで健康にきていましたし、遠くに住んでいるものですから
自分も特に何も注意してきませんでした。
しかし血液検査からすると食生活はあまり良くなかったことがわかります。
しかも実家の食卓には未だに味の素があり、バンバン使っていたようです。
いま、食生活を抜本的に変えてもらい、毎日ありがとう探しをしてもらっています。
あまりにも感謝の言葉を言うものだから、逆にうちの母はとまどっているようですが…。

癌を退治するには、副交感神経を高めることが大切です。
爪をもむ、笑う、体を温めることも必要です。

これだけやれば良いという魔法の治療法はありません。
こまごましていますが、日常で一つ一つ注意して改善していくことが大切です。