何度も書きますが、MMDとは「マグネシウムマジ大事」のことです。
疾患とマグネシウムの関係をみていきます。
<脳卒中、頭部外傷、脳外科手術>
・マグネシウムは食品添加物のような化学物質の毒性から脳を守る。
・マグネシウムはカルシウムが細胞に入るのを防ぐ。マグネシウムが欠乏すると、カルシウムが流入し、細胞死を招く。
・血糖、マグネシウムの双方が少ないと、MSG(グルタミン酸ナトリウム)のグルタミン酸が脳細胞に入り、細胞死を招く。
・マグネシウムは血管を拡げてくれる血管拡張剤である。
・マグネシウムは血管の内皮、ないしは内層を保護する。
・(外傷性脳損傷において)動物研究で判明していることは、脳のマグネシウムレベルが外傷部位で著しく低下を見せる。
・脳外傷を受けた動物とヒトについての研究が示唆するところでは、マグネシウムレベルが高いことと回復の順調さとの間には関連があって、充分なマグネシウムを投与すれば治療成果がより良好になる。硫酸マグネシウムは著しく脳外傷に伴う脳浮腫を緩和させるから、副作用の心配なく、重症の外傷性脳損傷患者の治療に用いられる。
・頭部外傷によるマグネシウム不足は回復に時間がかかる。…マグネシウムが脊髄液に入るのに30分、頭蓋骨の直下にある皮質部までは3時間、さらには量的に充分なマグネシウムが脳組織の奥に到着するには、たっぷりと4~6時間を要するという。
・アメリカ海軍特殊部隊「シール」とマラソン走者による実験が示すところでは、1ヶ月間の集中トレーニング後、全員にマグネシウム欠乏が生じ、サプリメントが補充されなければ、欠乏状態が3~6ヶ月にわたり持続した。
・大量のアルコールが脳内マグネシウムレベルを急速に低下させ、カルシウムの増大をもたらし、それに伴って脳血管のけいれんや脳血管の破断(脳卒中)を起こさせている。
・アルコールはマグネシウムの吸収を阻止させる。
・カルシウムの制御にマグネシウムが必要となるので、マグネシウム欠乏はカルシウムに起因する血管けいれんや血管病変を生じさせる。
・脳卒中は高血圧症、アテローム性動脈硬化症、糖尿病性合併症に起因するとされていて、すべてがマグネシウム不足と関連している。
・脳内に通常量、ないしは普通よりも高濃度のマグネシウムが存在すると、脳卒中によって生じる損傷が軽くなり、神経学的欠損が減少する。
・卒中によって損傷を受けた脳の領域には、障害を受けたニューロン(神経細胞)が含まれていて、卒中の発生後も数時間にわたって、これらが反応過剰の状態のままで残る。こうした神経細胞が生き残ろうとして狂気のようにもがくため、通常よりさらに大量の酸素・ブドウ糖・マグネシウムを必要とするのである。
・脳は絶え間なく電気的に活動している。脳細胞は押したり引いたりのデリケートなバランスのもとで、興奮と鎮静のいずれかの状態にある。脳細胞を制御するのはスイッチで、神経伝達物質によって、あるスイッチはオンに、あるスイッチはオフになっている。こうした神経伝達物質の作用も、カルシウム・マグネシウム・亜鉛がなければ起こり得ない。
・体内のマグネシウム量が低下すると、てんかん発作が起こりやすくなる。
<コレステロールと高血圧>
・マグネシウム療法がコレステロールのレベルを下げることについては有力な証拠がある。
・コレステロール値を高める食事(飽和脂肪酸やポリ不飽和脂肪、マーガリン、揚げ物、肉、砂糖、コーヒー、アルコール)そのものが、これまたマグネシウム欠乏を呼ぶ。
・高度に精製された水素添加油(硬化油)そのものが、バターよりはるかにアテローム斑(動脈硬化性プラーク)を増大させてしまう。
・トランス型脂肪酸が動脈損傷とがんの原因である。
・たとえ薬物で体内コレステロールを過度に下げようとしても、肝臓が産生量を増やすだけのことである。
・食餌のコレステロールが有害化するのは、古くなって腐敗している場合だけである。
・コレステロールの恐怖が、医師・研究所・製薬会社に大きなビジネスをもたらしている。
・非難の矛先が向けられるべきは、コレステロール説をでっち上げて、恐怖を流布させ、鳴り物入りでビジネスを作り出した「専門家たち」である。
・体内マグネシムの約40%が筋肉に存在する。
・スタチンは補酵素(コエンザイムQ10)の産生を阻害する。この補酵素は脂溶性の抗酸化剤で、ミトコンドリアに大量に存在している。ミトコンドリアは細胞内にある大事な発電所で、ここですべての体内エネルギーが作り出される。
・ATPの形成にはマグネシウムが必要である。
・補酵素Q10のレベルが低下すると、ミオパシーと呼ばれる筋障害が起きる可能性があり、併せて末梢神経障害(ニューロパシー)、全健忘を含む記憶減退、心筋症(心筋ミオパシー:心筋の損傷)に至ることもある。
・スタチンの副作用に対する処置法に、補酵素Q10の大量投与(100ミリグラムを1日2回)がある。しかし、はるかに効果的な方法がある。高コレステロールに対する1次処置としてマグネシウムを使用することである。これにより、スタチンといった薬剤を使う必要は全くなくなる。
・マグネシウムはスタチンと同じメカニズムでコレステロールを低下させる。
・体内に充分にマグネシウムがあれば、コレステロールは本来必要な機能(ホルモン産生と膜組織の維持)を果たすだけの量に止まり、過剰に作り出されることはない。
・マグネシウムが天然のカルシウム・チャンネル・ブロッカーであることは広く認められているし、まるで天然のスタチンであるかのように作用することも分かっている。
・ホモシステインは心臓病の危険因子中でも上位に位置し、心臓病や血管凝固異常については、コレステロール以上に強力なマーカーとしての役割を果たしている。
・マグネシウム・ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸が不足すると、身体はたんぱく質をうまく消化できなくなる。
・高レベルの血中ホモシステインによって生じる血管損傷を防止するには、ビタミンB6・ビタミンB12・葉酸に加えて、マグネシウムが必要なのである。
・高ホモシステインは、あらゆる死亡原因についてのマーカーでもある。
・本態性高血圧症の原因には、高コレステロール、家族歴、肥満、食餌、喫煙、ストレス、食塩の過剰摂取などがある。ところが、見過ごされている主因の一つがマグネシウム欠乏なのである。
・高齢者の場合、あるいは加齢により血管がわずかでも硬化している場合には、多少は血圧が高めである必要があるのかもしれない。
・(高血圧に対して利尿薬が処方される件について)
患者に利尿剤が処方される際、最もよく見られる副作用がカリウム欠乏だという注意を受ける。カリウムが尿に出るからである。それを予防するのに、バナナやオレンジを食べるよう、あるいはカリウム錠を飲むよう勧められる。ところが、カリウムと一緒にマグネシウムも流れ出ることは教えてもらえない。
…こうして、高血圧の治療そのものが症状を悪化させているのである。
・(多くの医師が)マグネシウムを理想の薬と呼んでいるが、安全・廉価で、使い方が簡単であるためである。しかも、治療域が広く、半減期が短く、薬物間の相互作用も軽微、ないしは皆無である。
—
どうでしょうか。
脳心臓血管系にもマグネシウムはマジ大事です。
女性の場合更年期の年代になるとコレステロール値が高くなります。
そりゃホルモンバランスが崩れてきてそれを補おうと工場がフル活動しているのですから当然です。
とっても自然なことです。
ただ原因不明で妙に高くなるケースもあります。
男性などが特に分かりやすかったりします。
この場合は、マグネシウム欠乏を疑ってもいいかもしれません。
あるいは以前ブログにも書きましたが、電磁波の強い影響も考えなければなりません。
そしてこれまた以前にブログに「スタチンによってコエンザイムQ10が枯渇してしまう」と書きましたが、このこの本にもちゃんと書かれています。
「細胞内のミトコンドリアはエンジン、CoQ10はガソリン。スタチン飲んでいるとCoQ10というガソリンがなくなってしまうから、エンジンが回らず細胞の機能が落ちる。」
と患者さんに説明しています。
この本にも書いてあるとおり、スタチン処方するなら、CoQ10サプリの内服を勧めないといけません。
でもそれをしている医者はまずいないですね。
ただただスタチンだけ処方して、患者さんはどんどん活気が低下していきます。
一応処方薬でも「ノイキノン」という名前でCoQ10がありますが、5mgとか10mgの錠剤です。
何もしないよりはましでしょうが、これじゃ全然足りません。
そして「ホモシステイン」のことも出てきました。
うちで栄養療法採血をされた方はご存じかと思いますが、自費ですがこの項目を検査しています。
この数値が高いと脳梗塞、心筋梗塞のリスクが高いといえます。
脳梗塞の既往がある方はやはり高い方が多いのです。
ビタミンB12、葉酸で改善する場合があるので、ビタミンB群サプリを勧めたりします。
たいていはビタミンDも欠乏している人がほとんどですので、ビタミンDやマグネシウムの補充を勧めています。
すると真面目にこれらのサプリを内服すると、ちゃんとホモシステイン値は改善します。
iherbで勧めているビタミンB群には葉酸もしっかり入っていますから、マグネシウムを加えれば上記の本で書かれている栄養素をすべて網羅できます。
ちなみにこれらの栄養素はすべて脳機能にも重要です。
訪問診療の患者さんなどでサプリの購入が難しい方には保険薬でビタミンBだったり葉酸を処方して対応しています。
サプリメントの方がより吸収は間違いないのですが何もしないよりはましです。
このように疾患予防のための大事な栄養素というのはわかってきているのですし、健康を意識するのであればやらない手はありません。
ましてやマグネシウムも葉酸も不足しやすい現代ですし。
国はこんなこと教えてくれませんから、やはり自分で勉強することが大事なのです。




