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血圧の薬の話②

血圧の薬の話の続きです。

「血圧の薬を減量したり中止したら、血圧は上がってしまうんじゃないの?」
と当然思うと思います。

しかし不思議なことに、降圧薬を減量・中止しても、血圧が変わらなかったり、逆に飲んでいたときより低くなることさえあります。
実際に何例も経験しています。

そんな現象を目の当たりにすると、「今まで飲んでいたのは何だったんだ??」と思ってしまいます。

ヒトの体は本当によくできたもので、ちゃんと至適の血圧になるように調整しています。

 

「年齢とともに血圧は上がっていく。」
これは自然な流れです。ちゃんと理由があって血圧が上がっているとも考えられます。
自分の体が必要としているから血圧が上がっているのです。

それに対し「血圧が高いですねぇ~」と、降圧薬が処方され、強引に血圧が下げられる。

しかし、体はまた必要な血圧に戻そうとがんばって、血圧を押し上げる。

そうすると「血圧下がりませんねぇ。もう1錠追加しましょう。」となって、どんどん薬漬けになっていく・・・。

こんなストーリーではないでしょうか?

 

もちろんすべての人に当てはまることではありません。
見逃してはいけない病気が潜んでいて、血圧が上がっていることもあります。
既往歴によってはしっかりと血圧を下げた方が良いこともあります。

しかし、安易に降圧薬が処方され過ぎているように感じます。

「原因不明の体調不良の原因が降圧薬だった」ということはよく経験します。

「血圧の薬は一生つきあっていくもの」というのは、すべての人に当てはまることではありません。

「今までの常識を疑ってかからないと、自分の身は守れない」とつくづく感じています。

救急隊について

訪問診療を行っていると、まれに患者さんの病状が悪化し、救急車を要請することがあります。

これまで自分は3次救急で働いており、いつも救急隊を「受け入れる」立場にありました。
その経験から、「救急隊は皆腰が低くていい人だなぁ」という印象でした。

しかし、在宅診療することになり、今度は救急隊に「お願いする」立場になりました。

そうしたら、ビックリです。

救急隊員のなんと態度が横柄なこと!

救急車を呼ぶということは非日常であり、家族の方にとってはオロオロしてしまう方もいます。
そんな家族に対して優しい言葉をかけるどころか、上から目線の言葉で話しています。
施設のスタッフにしてもそう。
自分のクリニックの看護師に対してもそう(おたくの部下ではないんですけどねぇ)。

あたかも自分たちが一番偉いんだぞみたいな態度です。

もちろんすべての救急隊がそうということではありません。
隊長から的確に部下に指示をし、一番迅速に病院に搬送できる方法を考え行動する、
すばらしい救急隊もいます。

しかし、これまでみてきた札幌市の救急隊のうち9割近くは、「横柄」です。

施設のスタッフも救急搬送を経験されている方が多いですが、その方たちの感想もたいがい「横柄だ」です。

自分はどちらの立場にも立っていますから、この救急隊の態度の変わりようには本当腹が立ってしまい、「これはいかんだろ」というものに関してはその場で隊長にモノ申しています。
(しかし、そのようなとき決まって「そのようなつもりではありませんでしたけど・・・」と回答されます)

施設スタッフだって介護のプロですから、どちらが上ということではないはずです。
お互いプロ同士対等な立場です。

オロオロしてしまっている家族にも優しい言葉をかけるべきでしょう。

もちろん患者さんに対しても優しく声をかけるべきです。
(一度、意識ある患者さんに対してすら、事務的なことを話しかけるだけで、優しい言葉もかけないで搬送した救急隊がいました。そこの隊長は部下に対しても威圧的な言葉で指示しており、このような姿は患者さんや家族にみせるべきではありません。)

これは「3次救急」と「在宅医療」という、真反対の立場に立ってみたからわかった真実です。
本当、いろいろな立場に立ってみるということは大事だなぁと感じました。

 

それともこの「横柄」というのは、札幌市特有なのでしょうか??

救急隊の態度をみているだけで、プロ意識があるか一目瞭然です。

これからも救急隊の観察は継続していきます。

電磁波の問題

みなさん電磁波の危険性についてご存じでしょうか?

高圧送電線の近くに住む人に、白血病やガン、自殺率が高いなどの報告があります。

日常生活においても、携帯電話、IHクッキングヒーター、電気毛布やホットカーペットなど
危険な物があふれています。

でもなぜか日本ではあまり問題視されていません。

フランスなどでは、電磁波の有害性から子供に携帯を持たせることを禁止しています。

具体的には
14才以下の子供を対象にした宣伝は禁止
6才以下の子供は使用が禁止
されています。

自分の患者さんで、突然の原因不明の胸水貯留や、骨の良性腫瘍、大腸癌がおこった方がいます。
胸水貯留については、病院で詳しく検査したけれど、結局原因はわからずじまい・・・。

何か原因があるのではないか・・・と、その方たちの自宅の電磁波を調べてみました。

そうしたら、介護ベッドから強い電磁波が出ていました。
具体的な数字で言うと、7ミリガウスでした。
操作していなくてもずっと7ミリガウスの電磁波が出ていました。
ベッドをリモコンで操作すると、メーターが振り切れてしまうほどでした。

ちなみに、4ミリガウスを超えると白血病の発症率が2倍になったとの報告があります。
(国立癌センターとWHOの共同疫学調査、平成14年)

患者さんたちはベッド上にいることが多く、常にほぼ24時間危険な電磁波を浴びていたということです。

特にベッド下にモーターがある部分で強い電磁波が測定され、患者さんたちの病変の位置もほぼ一致している感じです。

患者さんの病気と、電磁波と完全に関係があるとは証明できませんが、かなり怪しいです。

お二人ともあまり介護ベッドを使用していないとのことだったので、すぐにコンセントを抜いていただきました。
そうしたら当然電磁波は検出されなくなりました。

ちなみに比較的新しい介護ベッドは、強い電磁波は検出されませんでした。

古いタイプのベッドを使用されている方は、ぜひ気をつけていただきたいと思います。

休診のお知らせ

8月14日は休診とさせていただきます。
ご了承ください。

訪問診療の患者様については24時間対応とさせていただいております。

栄養療法

当クリニックでは診療に栄養療法も取り入れています。

栄養療法とは、適切な栄養素を補って上げて、病気や体調を改善していくというものです。
人の体は食べ物から作られているので、これこそまさに体に優しい自然な治療法・健康法と言えます。
薬になるべく頼らない治療を目指している自分にとって、治療法のおおきな一つの手段となっています。

先日、当クリニックの看護師が「オーソモレキュラー・ニュートリション・プロフェッショナル(ONP)」という資格を取得しました。

ONPとは栄養療法の知識を駆使して、血液検査の結果などから食事やサプリメントのアドバイスを行います。

今回当クリニックの看護師が取得したのは道内で第1号です。

昨年みっちりと栄養療法の講習を東京まで学びに行って、見事試験をパスしてくれました。

長年原因不明の頭痛で鎮痛剤を手放せなかった人が、サプリなどで栄養を補充するだけで劇的に改善するケースがあります。

興味ある方は是非お問い合わせください。

休診のおしらせ

4月30日は終日休診とさせていただきます。
ご了承ください。

訪問診療の患者様については24時間対応とさせていただいております。

血液検査

病院に行くと、たいてい血液検査をされます。

その結果について詳しく説明を受けたことはありますか?
血液検査の横についているマーク(上限値を超えている、あるいは下回っていることを示すマーク)に一喜一憂していませんか?

基準値をはずれているとマーク(矢印)がついてしまうのですが、そのまま受け取らないようにしてください。

その人の年代や置かれている状況によって、目標とする値は変わってきます。

当たり前のことですが、若い人も高齢者も一律に同じ基準で判断するのはおかしいです。

当クリニックでは、血液検査の結果からその人に合わせたアドバイスをさせていただきます。

血液検査を深読みすれば、どんな栄養素やビタミンがが足りないかがわかります。
せっかく痛い思いをして血液を調べるのですから、基準値だけで判断するのではなく、その人の栄養状態はどうなっているのか、それが症状とどう結びついているのか、考えながら説明させていただいています。

ちなみに、血液検査の基準値は、検査会社によって値が違うことご存じでしたか?
つまり、ある検査会社に血液を調べてもらったら基準値内だったのに、他の会社で調べたら異常値になる、ということもあるのです。
同じ血液なのに・・・。

しかし、とある項目だけは、どの検査会社も基準値は一律同じだそうです。
それは学会の圧力があったからとか・・・。

高齢者の万引き

ある番組の特集で「高齢者の万引き」をテーマにしたテレビが放映されました。

番組のコメンテーターたちは「お金がないからだ」とか「寂しいからだ」と言っていましたが、本当にそうでしょうか?

「万引き」が一つの特徴にもなる病気があります。

認知症のひとつであるピック病です。

万引きや、診察中に足を組んだり、腕を組んだり、カルテを勝手に触ったり、じっとしていられずに診察を受けられなかったり・・・

高齢者の万引きには要注意です。病気が隠れている可能性があることも考えなくてはなりません。病気なのに犯罪者として処罰を受ける・・・とても心苦しいものがあります。

ちなみに、番組で放映された方の一人はピック病ではないかと思われました。ピックに特徴的な態度がたくさん出ていましたから。その方は、結局反省もみられないとのことで、スーパーの店長さんや警察官に厳しいことを言われ、最後はパトカーに乗せられ連行されていきました。

すぐさまテレビ局のHPのお問い合わせに意見を送りましたけど、反応があるかどうか・・・。

もっともっと地域の人たちや警察官に、ピック病について啓蒙していかなければなりません。

今後ますますこのような問題は増えてくると思います。

高齢者の犯罪を、「寂しいから」とか「お金がないから」で片付けてはいけません。

 

ちなみに慣れた先生なら、ピック病は数十秒で診断のあたりをつけることができます。それだけ特徴的なこともあるということです。

またピック病に対して通常の認知症治療を行うと、大体悪化します。

間違った治療を受けて苦しんでいる方、ご家族がたくさんいます。

治療を開始したのにどんどん手がつけられなくなっている方がいましたら、ぜひ御相談ください。

 

 

休診のお知らせ

3月30日は終日休診とさせていただきます。
ご了承ください。

訪問診療の患者様については24時間対応とさせていただいております。

血圧の薬のはなし

高齢者になるとほとんどの方が血圧の薬を内服されています。

確かに脳心血管系の病気に今までかかったことがあったり、リスクの高い人はしっかりとコントロールする必要があります。

しかし、「本当に必要なのか?」と思われる患者さんもたくさんいます。

過度に血圧が下がっていることにより、認知症の症状が出てしまっている人もいました。

血圧の薬を減薬もしくは中止することにより、少し血圧を上げてあげるだけで、活気が出たり、ふらつきがなくなったりした例をたくさんみてきました。すなわち元気になるのです。

必要ない薬は飲まないに越したことはありません。

漫然と同じ処方をし続けている医者側の責任もあると思います。

人は年齢を重ねてくれば、薬の代謝も変わってくるもの。その日の体調によっても効果が変わってきたりします。

「そのときの患者さんの状態」をみて、処方をすることが大切であると思います。

当たり前のことなんですが・・・。

 

ただ、この記事を読んで「明日から薬をへらそう!」と思って勝手に中止しないでください。リバウンドで急激に血圧が上がってしまうこともあります。ぜひかかりつけの先生に相談してください。