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ついにパンデミック

WHOはついにパンデミックと表明しました。
さすがにここまで感染が拡大してしまっていますし、もうとっくにパンデミック状態であるのに
ここまで表明しなかったことが不自然でした。
本当に遅すぎる宣言です。

なぜここまで引き延ばしてきたのかについての憶測については以前のブログに書きました。
WHOについて

これで、一部投資家のパンデミック債の元本保証はなくなりました。
できれば7月まで引き延ばしたかったのでしょうが、さすがに無理でしたね。

じゃあなぜここで思い切ってパンデミックを宣言したのか。

やはり中国の圧力がありそうです。

先日中国からWHOに21億円の寄付をするというニュースがありました。
ちまたでは、「中国の対応に賛辞を繰り返すテドロス氏へのお返し」とも言われています。
確かにその面もありそうですが、自分はこれからのことを考えてのことだと思います。

この寄付のニュースがあってから、テドロス事務局長はパンデミック宣言をにおわすような発言に変わりました。

今中国は経済的にも大打撃で、このままだと指導力不足ということで国民からの反発から免れません。
いま必死で、「中国は新型コロナを制圧した」というイメージ作りに走っています。
情報操作をおこなって、中国では収束したと中国国民、世界中にアピールをし始めています。

そして中国だけ感染者や死亡者が多いままだと、中国発祥のウイルス、中国のウイルスというイメージになってしまいます。
(まぁ、実際そうなのですが…。)
だからあえてパンデミックにして、新型コロナは世界に広まっているウイルス、世界の人類が抱えている問題だということにしようとしています。
つまり新型コロナを世界中の問題にして、「中国発のウイルス、中国の感染がひどい」というイメージを埋もれさせようとしています。
そして中国は既に制圧したということにすればヒーローになれます。

どう考えても中国で制圧したようにはみえません。
それに日本からの渡航者を14日間隔離するとか、おかしいと思いませんか?
自分が被害者みたいなように情報操作をしています。
「日本肺炎」と言うくらいですから。
あるいはアメリカが撒いた人工ウイルスだとも言っていたりします。

つまり中国としては、WHOにはパンデミックと宣言してもらいたいのです。
そして自分は被害者、そして今となってはそれを制圧し英雄なんだというプロパガンダを展開しています。

今回の21億円の寄付と関係があるのか…。
タイミング的にはぴったりですけど。

ちなみに今世界で爆発的な感染が起こっているイタリアとイランは中国と大仲良しの国です。
イタリアは中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に参加している国です。
(それでEUやアメリカから怒りを買っているようですが)

しかし、自分が英雄になるために、自分の国だけ(いやいや、自分の立場だけ)を守るためだけにあえてパンデミック状態にしたとしたら…
本当に怖いです。

降圧薬について思うこと

訪問診療にうかがっているお宅で、認知症の奥様を献身的に介護なさっているご主人がいます。
食事、洗濯、掃除、そして奥様の介護を一手に引き受けておこなっています。

そのご主人はこれまで大きく体調を崩したことはなく、かかりつけの病院もありません。

あるとき、ご主人の顔色や表情がすぐれない様子だったので、少し尋ねてみました。
そうすると、最近血圧が高いとのこと。
詳しく聞くと、血圧が190~200以上になることもあるとのことでした。

ご主人が潰れては、奥様をみてくれる人がいなくなってしまいます。

そこでご主人を診察し、昔からある降圧薬を少量だけ処方しました。
190~200以上が日常的になるのはさすがにちょっと危険かなと思いましたし、運動をやる時間もありません。
生活習慣を急に変えるわけにもいきませんから、緊急的に血圧の薬を使って下げるしかありません。

2週間後、奥様の診察に伺ったときご主人の表情をみるととてもお元気そうでした。
血圧もこれまでよりだいぶ落ち着いて、150~160台とのこと。
基礎疾患もなく年齢的には良いかなと思います。

これまで自分は、
「血圧の薬は飲まないに越したことはない、降圧薬は飲まないに越したことはない」
と思っていました。

しかし今回のご主人の経過をみて
「あぁ、血圧の薬も必要なときもあるんだ。飲んでいた方が調子が良いこともあるんだ。」

と少し考え方が変わりました。
もちろん心不全の患者さんなどでは、心臓の負担を減らすために降圧薬が必要になることはあります。
しかし基本的に既往歴や基礎疾患のない人には必要ないと考えていました。

で、さらに2週間後。
ご主人がなんだか顔色がすぐれない様子です。
お話をうかがうと、血圧は130~140台とのこと。
「下がりすぎると調子が悪い」
とのことでした。

すぐに降圧薬の定期内服は中止してもらって、頓用で内服してもらうように変更しました。
血圧が高くて調子が悪いときだけ降圧薬を飲むようにしてもらいました。

一般的には130~140台はとてもよい血圧です。
ただでさえ今の診断基準では、後期高齢者の高圧目標は135未満(自宅での測定の場合)とされています(ちなみにその方は80歳です)。
そして今の診断基準では「血圧は低めの方がいい」とまで言っています。

この方に薬を飲ませ続け、一般的には適正という130~140台にコントロールすることが本当に良いことなのでしょうか?
調子が悪くなったというのにです。

真面目な方は、調子悪いにもかかわらずきっとこのまま黙って薬を飲み続けるのでしょう。
だって、病院の先生からはたくさん脅されていますから。
「血圧が高いと心筋梗塞や脳卒中をおこすよ」って。

医者がウソをつくはずないと思って医者を信じ、ふらふらになりながら病院に通ってお薬をもらい続けます。

しかしですよ、単純に考えて年齢とともに血管は硬くなり動脈硬化は誰でもある程度おきます。
つまりただでさえ血流が悪くなってきているのです。
そこで血圧を強引に下げることが本当に良いことでしょうか?
より心筋梗塞や脳梗塞を起こしそうではないですか?
「ふらふらする」というのがなによりの証拠です。
脳血流が低下してしまっているということですから。
転倒、骨折→寝たきりのリスクになります。
車を運転いる人なんかは事故のリスクにもなります。

調子が悪いのにこのまま薬を飲み続けると、人の体はすごいですから薬に合わせるようになります。
確かにふらつきなどの症状は少しずつ軽減してくる場合もあります。
けれど同時に、体は必要な血圧を維持しようと、また強引に血圧を上げてきます。
脳などの重要な臓器にしっかりと血液を送るために。
そうするとまた病院では「血圧が十分下がりませんねぇ」とか言われて、また薬が追加になっていきます。
これの繰り返しで薬漬けになっていきます。

自分は基本的に何もない人に、ただ血圧が高いからというだけでゼロから降圧薬を処方することはまずありません。
ただ今回は介護の事情などから緊急的に処方しました。
飲み始めてからその後の経過も詳しくお話を聞くことができ、ご主人には改めて勉強させていただきました。

もちろん世の中に降圧薬が必要ないということではありません。
必要なケースもあります。
ただ本当に必要なケースは限られています。

「降圧薬は毎日飲まなければいけない」という先入観は捨ててください。
頓服で内服する方法もあるということを知ってください。

「薬は毎日しっかり飲まなければならない」ということはひょっとしたら現代医学の洗脳かもしれませんよ。

WHOについて

またまた新型コロナ関係のお話ですが、すでに世界中に感染者を認め
多くの人は「パンデミック状態」だと認識していると思います。

しかしWHOはいまだにパンデミック宣言はしていません。

当初からテドロス事務局長は中国擁護の発言ばかりしており、初動の遅さなど
世界各国から非難されています。
中国のおかげでWHO事務局長になったのだから頭が上がらなくて仕方ありませんが、世界の人々を巻き込まないで欲しいものです…。

WHOは新型コロナウイルスによる肺炎の危険性評価を「非常に高い」という最高水準に引き上げたものの、なぜかかたくなにパンデミック宣言はしません。

実はここには(ここにも?)お金がからんでいるようなのです。

パンデミック債(カタストロフィー債)という金融商品があります。
パンデミック債は、感染症が拡大した際に、世界銀行が新興国を迅速に救済することを目的として発行したものです。
一見してとても良いもののように思います。
この投資商品の利回りは、6.9%であったり11.5%とかなり高く設定されています。
この債券は一般の人は購入することはできず、一部の大金持ち(投資家)しか購入できないらしいです。

いまここでパンデミック宣言が出されると、投資家たちは投資資金を回収できないことになります。
そしてお金はウイルス対策のため発展途上国へ送金されることになります。

この金融商品は2020年7月に満期を迎えるようです。
つまり7月までパンデミック宣言が出されなければ、一部の大金持ちの投資家は大儲けするということです。
パンデミック宣言が出されれば、投資家は大損するという形です。

WHO事務局長は世界中の人々を巻き込んでも中国に忖度するくらいですから、投資家からの圧力があっても不思議ではありません。

本来の目的であるウイルス対策のために資金が利用されず、投資家の儲けのために放置されている状態です。
そもそも表面上は人道的な良い商品のようにみせかけて、最初からただ一部の投資家が儲かるためだけに作られた商品なのだと思いますけどね。

そもそもWHOは資金難のため、メガファーマといわれる製薬会社から資金提供を受けてる状態です。
つまり公正公平な対応がしづらい組織になってしまっています。

WHOもあてにならない、国もあてにならない。

やはり自分の身は自分で守るしかないのです。

ちなみに話は変わりますが、国立感染研究所OBがデータを独占したいがために日本でPCR検査がひろまらなかったという話、どうも岡山理科大学獣医学部の教授が関わっているかもしれないとのことです。
岡山理科大学獣医学部とは、そうです、あの有名な「加計学園」です。
で、その教授が研究しているのは「動物由来感染症の制御に資する検査・診断・予防法」。
なんだかとてもきな臭い感じです。

つまりは、健康や命に関わる大きな問題が国内あるいは世界中で広まっているというのに、
違う事情(一部の人の利権、名誉、金儲け)のために十分な対策がとられていない可能性があるのです。
一般国民が振り回され、犠牲になって…。

テレビで政治家の会見を聞いていてもぜんぜん心に響いてきません。

新型肺炎のイメージについて

今日、新型肺炎に喘息に使う吸入ステロイド薬「シクレソニド」(商品名はオルベスコ)で改善例が見られたと報告がありました。
まだ症例数が少ないのでなんともいえませんが、たしかに期待は持てます。

重症肺炎になると免疫の暴走が起きて手がつけられないほど肺が真っ白になってしまいます。
その免疫の暴走を止めるものとして、確かにステロイド、しかも吸入が効果をあらわしてもおかしくありません。
とても単純な機序です。

新薬はまだかとか、ワクチンはまだかとか、全世界の製薬会社も必死になっていますが灯台下暗しです。

胎児へ奇形を引き起こすなどかなり強い副作用が疑われる今話題のアビガンを使用するよりはシクレソニドの方がぜんぜん安心です。

藤田医科大でアビガンの臨床試験を申請していますが、どうもきな臭い感じがします。
開院前の藤田医科大岡崎医療センターでクルーズ船の感染者ら何十人も引き受けて話題になっていましたが、ひょっとして最初からアビガンの臨床試験を狙っていたのか?と思ってしまいます。
クルーズ船感染者をまとめてみてくれるところなんてどこにもありませんし、
大学側にとってもまとめて患者をみて投薬しデータを取れる機会なんてそうそうありません。
臨床試験を申請したと聞いてから、自分にはそのオープン前の病院がただの実験施設にしか見えません。

アビガンがなぜこれまで一般に流通しなかったのか。
催奇形性という強い副作用があるからと思われますが、万が一自分が肺炎になったとしても使いたくはありませんね。
限られた人数での臨床試験は行われてはいますが、一般的に使用されたデータはないのでどんな副作用があるかわかりません。

ちなみに抗HIV薬が効くかもと言われていましたが、日本のケースでは使用した患者さんは亡くなっていますね。
抗HIV薬が効かなかっただけなのか、その副作用が強かったのか…。

国立感染症研究所ウイルス部元研究員の岡田晴恵・白鴎大教授がワイドショーで暴露していましたが、PCR検査が日本で全然行われないのは、国立感染症研究所OBがデータを独り占めしたいから民間には検査をさせていなかったとのことでした。
この話の真偽はわかりませんが、自分は真実だと思います。
世の中そんなものです。

そもそもPCR検査で陽性が出る率は40~60%とも言われていますし、必ず正確ともいえませんからどうでもいいことなのですが。
感染していても陰性と出てしまうことが結構あるようなのです。
感染が強く疑われる人を検査したのに陰性がでて、そのひとが「やった~」とか言って街中を歩き回りウイルスをまき散らす。
そんなケースも実際は多々あったと思います。
インフルエンザの迅速診断と同じです。
あれだって結構正確には出ませんから。

北海道では全国に先駆け休校対応にしたり、ついには緊急事態宣言も出されました。
その後を国が追いかけていくみたいな感じになっています。
知事の判断で行われたようになっていますが、これだけのことですから実際には事前に国に相談はあったと思いますよ。
あるいは逆に国の方からの指示があった可能性もあるかもしれません。
地震のときのブラックアウトといい、なんだか北海道は壮大な実験場にされているのかなぁと感じてしまいました。
社会がこういう状態になったら国民はどんな反応をするのか、どれだけパニックになるのか、社会はどうなるのかというデータ取り?
かなと。

で、休校問題のときの金沢市長の発言にこんなものがありました。
「総理から、壮大な社会実験の提案を受け、今後、どんなことがあるや知れず、その議論、対応をしていけなければならいと肝に銘じている、という趣旨のことも述べています」と。

「壮大な社会実験」って…。

そんなんで、学校を振り回し、親を振り回し、子どものために病院職員も休まざるをえず外来機能が停止してしまったり、給食関係の業者を苦しめたり、多くの業種が打撃をこうむっているのでしょうか。

今でも連日新型コロナウイルスは怖いと報道され続けていますが、そろそろどうかなと思います。
「新型コロナ=ちょ~悪い怖いウイルス」
のようなイメージが植え付けられてしまっていますが、日本での死亡例は限られています。
致死率はびっくりするほど高いわけではありません。
2018年はインフルエンザ関連で3,000人が亡くなっています。
どうですか?

このまま「新型コロナ=ちょ~悪い怖いウイルス」のイメージのままだと、社会が何も進まなくなります。
ウイルスを撲滅できるとでも思っているのでしょうか?
全国民が外出禁止&鎖国になれば、日本からはウイルスはなくなるでしょうけど。
このままのイメージだと、感染者が一人出ただけでその会社はお休み、お店もお休み、クリニックも休診となってしまいます。
冬の病院やクリニックなんてインフルエンザや風邪ウイルスの巣窟ですよ?
インフルエンザ患者を診察したからといって2週間休診になるわけではありませんよね。

新型コロナは一般的なウイルスと認識してしまっても良いような気がします。
少しは当たり前のウイルスとして認識してもいいのではないでしょうか。
もちろん完全に解明されているわけではありませんが、これまでのデータからするとそれほど恐れるものではないと思うのです。
とはいっても、やはりまだ高齢者の方は気をつけた方がよいとは思いますが。
ただこれもインフルエンザとか風邪と同じで、若年者よりも高齢者の方が当然インフルエンザや風邪をこじらせて重症化しやすくなっています。
どの感染症も普通に高齢者はリスクが高いのです。

めちゃくちゃ致死率が高いウイルスでは決してありません。

このままでは社会はどんどん崩壊してしまいます。
先が見えません。
特効薬なんて出るわけがないのですから。

ちなみにここでまたビタミンDですが、免疫力細胞を刺激して抗菌ペプチドをたくさん出す以外にも、免疫の暴走も抑えます
免疫をコントロールするのです。
なので重症化したケースでも大量投与で効果はありそうなのですが…。

水際対策??

また新型コロナの話になっちゃいます。

水際対策として、国はしぶしぶ(?)中国からの湖北省など一部の地域からの入国禁止に踏み切りました。
これは2月1日からです。
この対応には判断が遅すぎるとか、対象地域をもっと広げるべきとか多くの意見があります。

で、ちょっと調べてみました。
中国から何人が日本にやってきたのか。
日本政府観光局のホームページで簡単に調べることができます。
2月の統計はまだ出ていませんが、

2019年12月 710,200人
2020年  1月 924,800人

と、2020年1月になって中国から日本にやってきた人がかなり激増しているのです。
1月は春節にあたるので昨年も確かに1月になると増えてはいますが、
今年は事情が違うはずです。1月下旬からは団体客も禁止されていましたし。
そして2018年12月~2019年1月の増加率と比べても、今年はより多く入国しています

1月といえばすでに中国では新型コロナが大流行している時期です。
そんなときにたくさんの中国人が入国していたということです。

やはりこの数字を見るだけでも、水際対策の対応が遅かったと言わざるをえません。
1月だけでも90万人以上の移動があったということです。

北海道の1例目は中国武漢からの旅行者で、1月28日に確定されました。
詳しい行動歴は公表されていませんが、道内など何カ所か観光されたようです。
北海道の報告では「周囲患者の発生はない」とされていますが、潜伏期間などを考えると実際わかりません。ただ追えていないだけです。
どこどこの観光地に行って、どこどこのお店で食べて…といっても、その近くにいた人全員を追えるわけでありません。
ウイルスが9日間生き延びるともいわれているのですから、椅子やドアノブなどを介して他の人に知らず知らず感染している可能性だってあるのです。
この方が感染を広めた、人にうつしたということではありませんが、ウイルスを排出していたのは確かです。
感染症はこのような些細なことから広がっていきます。

未知のウイルスなのだから、厳しすぎるほどの対策をとらなければなりません。
新型インフルエンザ騒動の時のように、「いわれていたほどたいしたことなかった」という可能性もありましたが、すでに中国では多くの人が犠牲になっていました。
感染者のひろがり方だけを見ても感染力がすさまじいことくらい予想がついていたはずです。

連日報道されているように、日本のPCR検査数は諸外国と比べても圧倒的に少ないです。
1日平均900件とのこと。
何日間も発熱が継続しているのに検査してくれず、たらい回しにされているケースもあります。
日本医師会は、保健所の検査拒否について調査するとの報道がありました。
なぜ国はRCR検査を民間会社に協力を仰がず、かたくなに国の機関だけでやることに固執しているのか…。

これについては20日に行われた衆議院予算員会での岡本充功議員と、脇田隆字・国立感染症研究所長の詳しいやりとりを見ると、そこにヒントが隠されているような気がします。
議員はPCR検査における偽陰性(本当は感染しているのに陰性と結果が出てしまうこと)の具体的な数字を求めていたのですが、脇田所長はのらりくらりと答えになっていない回答を繰り返し、委員長に注意されるほどでした。
しかし注意されてもなお、とんちんかんな回答に終始していました。
国立感染症研究所ですから当然データは持っているはずなのに、回答を避けていました。
明らかに不自然でした。
きっと、より上の立場の人から公表するなと指示されていたのでしょうが…。

答弁のやりとりをみていると、検査で何か細工をしているんじゃないか?と勘ぐってしまいます。
陽性があまり出ないようにカットラインをあげているとか。
だから民間には委託したくないんじゃないかと思ってしまいます。

日本では1日900件。
お隣韓国では1日5,000~6,000件。
誰もが思っていると思いますが、明らかにおかしいでしょう。

現実では、日本では明らかに数多くの感染者がいるはずです。
しっかりと調べたら何万人単位かもしれません。
中国でも実際の患者数は、公表されている数字の10倍くらいともいわれています。
結局日本もやっていることは同じですね。

日本での感染者は何人になったとか、どこで出たとか連日同じようなニュースばかりですが、こんな偽りの数字を流されたってまったく意味がありません。

今日、
「新型コロナにビタミンDが効く」 拡大解釈に国立健康・栄養研究所が警鐘
というニュースがありました。
「現時点ではそのような効果は確認されていない」とTwitter上で注意喚起したとのことです。
そりゃそうでしょう。
新型コロナが出てまだ数か月なのですから、データなんてありません。

そして記事には、
「同研究所によると、宣伝はビタミンDが、インフルエンザ予防に効果があったとする限定的な論文を根拠にしたもの。
新型コロナウイルスに対して、ビタミンDだけでなく、ビタミンCもインフルエンザ予防と同様の効果があるように謳う宣伝が見受けられるという。」
とのことでした。
ビタミンDが感染症に効果があるとする論文は数多く出ています。
「限定的な論文を根拠にしたもの」とは、何か悪意を感じます。

そして研究所は
「手洗いなど、正しい予防を心掛けましょう」
と結んでいます。
なんじゃそれ、です。

ビタミンDがなぜコロナウイルスにも効果が期待できるのかについては以前にもブログで書きました。
めずらしく少し科学的に説明し、論文の結果も少し詳しく書いています。
ビタミンDがなぜウイルスに効くのか?

「新型コロナ ビタミンD」で検索すれば多くの先生がビタミンDを推奨していることがわかります。
現時点で特効薬があるわけでもないですし、他にやりようがないのですから
それぞれの方がこれまでの論文や科学的な作用機序をもって、ビタミンDを推奨しているわけです。
もともとビタミンD欠乏の人がかなり多いこともありますし、適切に摂取すれば有害作用もまずありません。副作用もなく安全な対処方法のひとつなのです。

国立健康・栄養研究所はなぜ水を差すような発表をしたのか理解に苦しみます。
というか、国の機関がこの程度の知識なんだなと思うとちょっとがっかりです。
いやいや、知識がないはずはないんですが…。
なんででしょう。

初心にかえって減薬の話

最近コロナネタのブログばかりでした。
今回は初心にかえって具体例で減薬の話をしたいと思います。

70代男性の話です。
診断は「高血圧、パーキンソン症候群、骨粗鬆症、脳梗塞後遺症(?)」。
内服薬は

クロピドグレル(25)1回1錠1日2回 →血をサラサラにする薬
アムロジピンOD(5)1回1錠1日1回 →血圧の薬
アムロジピン(2.5)1回1錠1日1回 →血圧の薬
オルメサルタンOD(20)1回1錠1日1回 →血圧の薬
ロスバスタチン(2.5)1回1錠1日1回 →コレステロールの薬
マドパー1回1錠1日3回 →パーキンソンの薬
タケキャブ(20)1回1錠1日1回 →強力な胃薬
リセドロン(17.5)1回1錠週1回 →骨粗鬆症の薬
クエン酸第一鉄ナトリウム1回1錠1日1回 →鉄剤

骨粗鬆症の週1回飲む薬を除いても毎日11錠飲む計算です。

よくよく話を聞くと、
・急に倒れて歩けなくなってパーキンソンと診断された
・約20年前に転倒して手首を骨折した
・日中は寝てばかりいる(活気の低下)
・怒りっぽいこともある

そして
・初診時の血圧は90/40
・血液検査で総コレステロール133(基準値130~220)、LDLコレステロール63(基準値70~139)

急に倒れて動けなくなったのは、血圧の下げすぎの可能性があります。
パーキンソンと診断されたのも、外来で「歩けない」といったら「パーキンソンだね」と言われてパーキンソン薬の処方が始まったとか。
ちゃんとした診察はなかったようです。
コレステロールの下げすぎは逆に死亡率を高めます。
骨粗鬆症も怪しいですね。
たぶん骨粗鬆症薬のせいで胃がムカムカし、それでPPI(タケキャブ)という強力な胃薬が処方になったと思われます。

血圧の薬から手をつけて減薬をしていきました。
そして今現在、上記の薬で残っているのは、

クロピドグレル(50)1回1錠1日1回(25gm1日2回だったのを1日1回にまとめた)
マドパー1回0.5錠1日2回
フェロ・グラデュメット1回1錠1日1回(鉄剤。当初より種類を変更。)

のみです。11錠だったものが、実質3錠に減りました。
マドパーはいずれ中止予定ですが、パーキンソン薬なので慎重に減量していっています。
多分鉄剤もいずれは中止できる予定です。
となると11錠が1錠になることになります。
実はこれ以外にも、初診時採血で亜鉛欠乏、ビタミンB12欠乏があったので、今それらを補充する薬も飲んでいます。
しかしそれらは薬とはいってもサプリメントと同じです。

今現在、顔色も良くなり、日中も眠ることがなくなったといいます。活気が出てきました。
パーキンソン薬も減量してきていますが、転びやすいということもありません。
胃もムカムカしません。
ここ最近の診察時の血圧は120~140台でまったく問題ありません。

今回のケースの減薬についてはまったく難しいものではありません。
ただ患者さんの判断でおこなうと何かあったときに問題になってしまうので
必ずかかりつけの先生に相談してください。
医者であれば誰でもできる減薬です。
といっても、結構患者さん自身が「これ飲んだらなんか調子悪い」と思って
自分の判断で薬を調整していることもありますが…。
そのことを主治医に正直に言えないのは、医者が信頼関係を築けていないからですね。
医者の責任です。

最初の処方なんてまさに薬害ですし、医療費の無駄遣いもいいところです。
意味のない薬を飲ませていたことですから、医療という名の下に行われた合法的な傷害です。
おっと、かなり過激な発言をしてしまいました。

今はようやく高齢者の薬漬け問題や、残薬問題などが注目されてきています。
けれどいまだに意味のない薬漬け医療は行われています。
こんなに無駄な薬を処方したって、院外薬局対応の病院はなんの得にもならないんですがねぇ。
薬局と製薬会社が得をするだけで、犠牲になるのは患者さん(金銭的・身体的に)と、税金を払っている国民です。

こんないい加減な医療をチェックする機能もありません。
チェックする機能がないわけではありませんが、病名がしっかりとつけられていれば問題なく通り抜けてしまいます。
薬に対する病名がしっかりとつけられていればお咎めなしです。
じゃあその病名が正しいのかをチェックする体制があればいいじゃないかと思いますが、そのチェック体制はありません。
医者の裁量です。

国民皆保険はとてもすばらしい制度ですが、無駄遣いの温床にもなってしまいます。
無駄遣いによって、誰かは必ず得をしています。
アメリカの医療ではこんな日本のような無駄遣いはないでしょうが、必要な医療を受けられない人も多いです。

日本というのは必要な医療は受けられるけど、おまけに無駄な医療も押しつけられるリスクが高いともいえます。
必要ない薬を飲まされるなんてまっぴらごめんですよね。

本当に必要な薬を見極めて治療するのが本当の医療です。
人は個々違うのですから、それを見極めて薬を微調整するのが当然です。
ガイドラインがすべてではありません。
すごく当たり前の話ですが、当たり前じゃないことがまかり通っているのが今の医療です。

消毒のしすぎは…

またまたコロナネタです。
もう当たり前のように連日感染者が報道されていますね。
まぁ当然でしょう。

2月20日のニュースで厚労省や内閣官房の職員に感染者が出たと報じられました。
これだけでもクルーズ船内における感染対策は十分ではなかったことの証明になってしまいました。
確かに船内で懸命に働いている方には頭が下がる思いです。
しかしやはり自分が犠牲になってはどうにもなりません。
活動する者は絶対に感染しないように対策をとる必要があります。
対応している医療者や役人に感染者が出てしまった時点で負けです。
これが致死率の高いウイルスだったら大問題ですよ。
日本各地でも、医療者に感染が認められた病院・クリニックの外来はのきなみ休診となっています。
これが増えていったらどうなりますか?
そうなるとそこに通っていた患者さんは違う病院へ殺到するようになる。
そうするとその周囲の病院・クリニックではさらに感染リスクが高まることにもなります。
医療崩壊まっしぐらです。
ましてや重要な政策・対応をおこなう役人が感染したとなってしまっては、命令系統のボスが機能しなくなるということです。
たとえ今回感染した役人が事務作業のみだったとしても、そのまま通常業務に戻っていた人も大勢いたということですから、厚労省内あるいは官邸で感染者が出てもおかしくない状況です。

と、怒りの愚痴はこの辺にしておいて、題目は「消毒のしすぎ」についてです。
見えないウイルスですから、どこにいるかわかりません。
感染者がいたところはみな消毒作業をしています。
それは良いかと思います。物体に付着した今回のウイルスは最長9日間生き続けるともいわれていますから。

消毒のしすぎで自分がどうかなぁと思うのは、自分の体に対する消毒です。
うがい手洗いをしましょうと啓蒙され、アルコールで手のひらをシュッシュッとみんなやっています。
これって、大事な大事な常在菌も殺しています
常在菌は人の体にとっては味方であり、外敵から守ってくれているものでもあります。
(免疫が低下した人にとっては害になってしまうこともありますが…)
子供にアレルギーが増えたのも、抗菌グッズが流行し、何でもかんでも抗菌になったせいだともいわれています。
イソジンなどでうがいばかりするのも、逆に味方の常在菌を殺して自分を弱くしているようなものです。
確かに最低限のうがい、手洗いは必要でしょう。
でもあまりにも神経質になるのもどうかと思うのです。
このままでは悪い菌が暴れ出すのではないか、何か違う問題が起こりそうな予感もします。
感染症に圧倒的に弱い子供が続出するとか。
カンジダなどのカビの問題が増えるとか。

とはいっても、自分の往診車にはアルコールウェットティッシュを常に常備しています。
訪問診療ではなかなか毎回手を洗うというわけにもいなかいので、
診察に入る前、診察が終わった後には必ず車の中でウェットティッシュで手を拭くようにしています。
ハンドルやシフトノブも時々。
これが自分への感染予防でもあるし、患者さんへの感染拡大予防と思っておこなっています。
この対策は今回の新型コロナ以前からおこなっています。
しかしドラッグストアにいってもマスクが売り切れなのは当然ですが、アルコールウェットティッシュも売り切れなんですよね…。
国は対策として何億円とか言っていましたけど、いったいそのお金はどこへいったのやらです。

話は変わりますが、クルーズ船から下船した日本人についに感染者が出てしまいましたね。やっぱりかという感じですが。
世界各国では下船後も14日間の隔離対応をしているのに、日本ではみんな公共交通機関を使わせて自宅に帰しています。
その後厚労省から下船者に電話があり「不要不急の外出はしないように。公共交通機関も使わないように。」とのこと。
やっていることがよくわかりません。
19日から下船が始まり3日間で約1000人近い方が公共交通機関を使って日本各地の自宅へ帰りました。

22日夜に発表された、栃木県内でクルーズ船から下船した人に感染を認めたというニュース。
すごく大きな問題でもあるし大ニュースなのに、23日の今日になってもあまり大きく報道されません。
不思議です。
一人でも感染者が出れば、公共交通機関を使って帰したという対応が間違いだったことは確かです。
なぜこのことについて議論されないのか…。
なぜマスコミは大きく触れないのか…。
深い闇を感じます。

アメリカでは日本への渡航制限の基準がワンランク上げられてしまいました。
たぶん今後他の国もそのような対応をしてくるでしょう。
このままいけば本当にオリンピックが怪しくなってきましたね。
渡航制限がかかっている国でオリンピックというのもおかしな話ですから。
というかインフルエンザ(新型コロナの疑いもありますが…)大流行のアメリカもどうかとは思いますが。

公共交通機関使って日本全国の自宅に帰すという暴挙といってもよいくらいの対応をするくらいですから世界から白い目で見られるのは仕方ありません。
しかも十分な検査もせずに下船させていることも判明しました。
日本の信用はどんどん地に落ちていきますね…。

そのせいかわかりませんが、すべての通貨に対して円が売られ急激に円安に動いています。
iherbでサプリ買うのにもコストが上がってしまうとうことです。
ほんとにもう…。

北海道には来ない方がいい

なかなか過激なタイトルですが…。

国内で感染者がどんどん発覚していますね。
2月14日北海道でも2例目の感染を認めました。
50代男性で、現在集中治療室で人工呼吸器をつけており重症とのこと。
で、発表はここまでです。

和歌山や東京、名古屋でのケースでは感染者の行動などがわかる範囲で結構詳しく発表されていますね。
新幹線に乗ったとか、どの空港を利用したとか、どの電車に乗ったとか。
北海道は1例目に続き全く情報を出してくれません。
道民の間では大きな不安が広がっております。

北海道新聞の取材では、
北海道の担当者は
「患者の国籍も言えない。北海道居住としか言えない。」
と繰り返すのみだったようです。
北海道新聞の「なぜ言えないのか?」の質問に
北海道の担当者は「厚生労働省と協議した」と繰り返すのみだったようです。
しかしほぼ同時刻に厚労省は
「日本国籍」
と発表しています。

本当に厚生省と協議したのか?
まったく連携がとれていません。
まぁ協議はしたのでしょうが、どこまで発表するかは自治体に任されている部分もあります。
現に大阪では「国があまりに情報開示しないので、違うやり方でやっていく」として、感染者が住む市町村名や立ち回り先を明らかする方針であると明言しています。
本気で都道府県民を大事に思うなら、この大阪知事のような対応を取ると思いますが。

北海道が隠蔽体質であると言われても仕方ありません。
同じ日に発表された他の地域の感染者と比べても、あまりにも情報を出してくれません。
しかも重症であるというのに。
この北海道の対応はなにか政治的な理由からでしょうか?
そうとしか思えません。

北海道はとても広いです。
空港を利用したのかとか、公共交通機関を利用したのかなどくらいは発表があっても良いのではないでかと思います。

いまどこへ行ってもマスクは売り切れです。
アルコールウェットティッシュも売り切れです。

道内のある程度の地域などが公表されれば、余計な買い占めなどが少なくなり
感染者が行動した地域へ優先的にマスク等を供給するという対策もできます。

北海道のやっていることは、こんなに広大な北海道に住んでいる道民全員を無駄に不安にさせているだけです。

今回のケースでは「道央圏在住」とまでは報道されましたが、道央圏といったってかなり広いのです。
道央圏在住といったって、仕事などで道内のどこかへ移動していた可能性はありますし、あるいは出張等で飛行機を利用していた可能性だってあるのです。

こんなに少ない情報では、どこを立ち回ったのか、どこで感染したのかを想像する余地もありません。
まったく情報がないのですから北海道は全地域すべて危険と思うしかありません。
だから北海道に来ちゃいけません。
感染するリスクがあります。
このくらいの考えでないと感染は防げません。
詳細な情報がない以上、北海道全域がウイルスで汚染されていると考え行動しなければなりません。

感染症法16条では、国と都道府県に対して「発生状況や予防に必要な情報を積極的に公表しなければならない」と定めています。
北海道の対応は、この法律に則っているとは思えません。

日本は中国に次いで世界第2位の感染者数です。
海外での評価は、日本も汚染されている国になっています。
ミクロネシア連邦政府は、日本を汚染地域として14日間ルールを適応しています。
日本からの直接入国を禁止されています。
入国する場合は、感染が確認されていない地域で最低14日間過ごしてからでないと入国できないようです。
これは2月初旬にすでに発表されていました。
かなり早い対応です。
日本もこれに見習っていれば…。
たぶん、今後ミクロネシアだけでなく他の国からも日本人はこのような扱いを受けるのではないでしょうか?

マスクと言えば、日本の各自治体は中国へマスクや防護服を中国へ援助しています。
東京では追加で10万着の防護服を提供するとしたり、兵庫県にいたっては100万枚のマスクを援助するとのこと。
これだけどこへ行ってもマスクが売り切れだというのに…。
しかも備蓄してあった120万枚のうちの100万枚です。
確かに助け合いは大切です。
しかし日本も感染者第2位なのです。
そして日本の対応を見ればこれから感染者が国内で爆発的に増えることは予想できます。
中国に援助ばかりして、日本が本当に必要なときに防護服やマスクが足りないとなったらしゃれになりません。
というか兵庫県ではすでにマスクが不足なのに中国へ送っています。
医療機関でさえマスクを発注してもいつ入荷するかわかないと言われる状況です。
現に不足して危機的状況に陥っているいる医療機関さえも出てきています。
マスクの援助先を間違ってませんか?
少なくとも手に入らなくて困っている地元高齢者などを優先するべきと思いますが…。

あっ、結構国などの対応を批判していますが、特に政治的思想はありませんので。

ただ日本は中国からのインバウンドであったり、結局は目先のお金に目がくらんでしっかりした対応がとれなかったのでしょう。
北海道もです。雪まつりなんか最大の感染リスクになるのに普通に開催されました。
結局感染者急増で、そちらの対策への出費が増える結果になるだけです。
犠牲になったのは国民だけ。

武漢からチャーター便で帰国された人で、2回検査して陰性で、3回目に陽性になった方がいました。
それまで自宅に帰宅していたとか。
チャーター便の第1便で帰国された人をすぐに報道陣は直接囲んでインタビューしていましたが、今思えばとてもクレイジーだったと思いませんか?
外国ではあり得ないことです。
他の国では強制的に隔離ですから。

みんな思っているかもしれませんが、なんで日本はこうなんだろうと暗澹たる気持ちになります。

新型コロナウイルスについて②

ついに日本でも感染者が続々出てきていますね。
東京のタクシー運転手や、和歌山の医師など。
タクシー運転手さんの方は中国人を乗せていたと考えそうですが、発症2週間前は少なくとも外国人客はのせていなかったたとのことです。そして医師の方は中国人と接したという記憶はないようです(同僚の医師、患者さんでも肺炎が発症しているようです)。

そして国内で初の死亡者が出てしまいました。
80代女性とのことですが、怖いのは亡くなってからコロナに感染していたということが判明したということです。
つまりそれまでただの肺炎と思って治療にあたっていた医療スタッフはみんな
濃厚接触者ということになります。
あるいは他の患者さんにも影響があるかもしれません。
ちなみにこの女性はタクシー運転手の義母だそうです。
タクシー運転手もその義母さんも、和歌山の医師も感染経路はわかっていません。

つまりもうすでに日本には多くの感染者がいます。
ただの風邪、肺炎と思っていたのが実は新型コロナだったというケースはすでにいっぱいあると思います。
あるいはインフルエンザだと思っていたなど。
実際の現場では、明らかにインフルエンザと思われるのに、検査をしても陰性しかでないケースが増えてきているようです。

子供が考えてもわかりそうなことですが、中国の広範囲で広がっている、そして中国人の移動もかなり多い状態で、武漢だとか湖北省からの入国だけを規制しても意味があるわけありません。
1月の時点あるいは早くは12月の時点ですでに、コロナウイルスは日本でじわじわと広がっていたと思います。
潜伏期間が長いこと、不顕性感染(症状が出ないけどウイルスを持っている人)も考えれば、国の対策不備は明らかにあるでしょうが、正直防ぎ切れないのも事実かもしれません。
それこそ鎖国状態にしなければなりませんから。
人の移動だけでなく、中国からの物資の移動も禁止しなければなりません。
現実的には難しいでしょうが、でも本当に国を守るためならばそこまでしなければならなかったのかもしれません。

ただただ国の対応はお粗末ですし、感染症対策の基本にもなっていないのは事実です。
帰国者を相部屋にするとか。やむをえないから帰宅させるとか。
諸外国の対応と比べても甘すぎます。
専門家によると、PCR検査は、国立感染症研究所や地方の衛生研究所全国で行えば
1日1500~2000件はできるといわれています。
民間企業とあわせれば、最大限うまくやれば1日1万件以上できるとも言われています。
しかし官房長官の発言は「(クルーズ船)乗客乗員全員のウイルス検査は現状では厳しいものがある」とのことです。
なんかおかしいですよね。
検査できる体制はあるのに、わざと検査しないような感じですね。

そしてびっくりな事実があります。
市中の病院・クリニックに受診した肺炎患者さんを診察した医師が、
普通の肺炎と違うからコロナかもと疑って保健所に連絡しても、
「湖北省と関係ないから、普通の対症療法で対応してくれ」
と言われるそうです。
現場の医師がおかしいと思っても、検査してくれないのです。
このような事例は結構あるようです。
その患者さんは、外資系のホテルで中国人客を相手にしていたり、あるいは海外からの旅行者だったりします。
それでも保健所は検査をしてくれません。

なんだか国はわざと事実から目をそらしているような、実際の数字(感染者数)を知りたくない、実際の数字を出したくないような気がします。
中国と一緒です。
そんなことをしているうちに、実際の感染者数は爆発的に増えているでしょう。
多分中国と同じように隠しきれなくなって、あるとき突然「感染者は○○万人です」という発表にもなりかねません。

自分の考えですが、新型コロナウイルスはもう当たり前のように日常にいると思います。
中国からの旅行者もたくさん来ているのですから当然です。
ただ日本は検査を積極的にしていないから実態がわかっていないだけです。
現場の医師が変な肺炎だと疑っても、保健所が検査してくれないのですから。
体力のある人は、ただの風邪と思って治ってしまっているケースも多いと思います。
でも当初からわかっていたように、怖いのは体力の低下した高齢者や基礎疾患のある人です。

ここでまたビタミンDの話になってしまいますが、高齢者は皮膚機能も衰えてきているため直射日光にあたってもビタミンDが作りにくくなっています。
そもそも日常的に直射日光にあたる高齢者は少ないですが。
感染が確認された人、クルーズ船の人は日の当たらないところに隔離されています。
それだからビタミンDも作れず余計にリスクを高めることになりますし、なかなかよくならない人も出てくるのです。
感染対策も大切になってきますが、昔結核の時に行われていた日光療法をやる価値は十分あります。
日光療法はあのナイチンゲールも取り入れていたものです。
太陽に当たる時間を増やしてあげるべきです。
もちろんサプリの方が効率は良いですが。
入院中にサプリなんかどうせ取り入れてくれないでしょう。

ちなみに「直射日光」じゃないとダメです。
ガラス越しの太陽ではダメです。
自分も訪問診療で車を運転している時間が長いので、そこそこビタミンD濃度はあるかなと思っていました。
しかし採血して調べてみたら欠乏状態でした。

ちなみに福岡や沖縄も中国人がたくさん出入りしていますが、今のところ感染者の報告はありません。
ただ検査をしていないだけなのか、日照時間と関係あるのか…。

和歌山で発症した医師が勤務する病院では、新規患者さんは受入停止とのことです。
こんなことが続けば、日本の医療機関も大パニックです。
しかも厚労省は、
「新型コロナ感染者は指定医療機関以外でも入院可能、患者同士は相部屋可能」
との見解を示しました。
空調設備、つまり空気の流れによっては院内にウイルスをばらまくことにもなりかねないのにいいのですかね。
特に病院はただでさえ重症患者が多いのに。

国、各省庁、専門家それぞれが別の方向を向いています。
だからこんなよくわからないことになってしまい、国民には不安だけを感じさせてしまっています。

国内にはすでに相当数の感染者がいることを前提とすれば、致死率はそれほどでもないと思われます。
となればそれほど恐れる必要もない。
しかし重症化する例もあるので油断はできません。
極端に恐れる必要はないけれど、個人でできることはやった方が良いでしょう。
風邪やインフルエンザと同じです。
風邪やインフルエンザにかかって死ぬ人はそれほどいないけど、できればかかりたくありません。

けれどやっぱりこのウイルスは不思議です。
子供の感染例が極端に少ないのです。
子供こそあちこち触って、顔触って、指をなめたりしているはずです。
大人が咳をしたりくしゃみをしたりしたら、もろにかぶります。
やっぱりただのウイルスではない、不自然だと思うのは自分だけでしょうか。
加齢とともに次第に萎縮する胸腺が関係しているのか…。
けれどそうであれば、風邪やインフルエンザにも子供はかかりにくいはずです。
やはり普通のウイルスとはちょっと違うようです。

国立国際医療研究センターでもエイズの治療薬で新型肺炎を治療したケースが報告されました。
エイズの治療薬がただの風邪ウイルスの仲間に効くものなのでしょうか。
このケースはたまたまだったのかもしれませんし、症例数が少ないのでなんとも言えませんが。
ただ本当にエイズ治療薬が効果あるとすれば、新型コロナは免疫系に何か変な風に作用する可能性はあります。

どのみちこのままの国の対策だと一番の犠牲者は高齢者になるでしょう。

ビタミンDがなぜウイルスに効くのか?

前回のブログでは、ビタミンDを推奨する内容を書きました。
ではなぜ効果があると予想できるのか?

前回エンベロープという脂質二重層を破壊する作用について書きました。

ビタミンDは免疫細胞を介して、抗菌・抗ウイルス物質を分泌させます。
具体的にはビタミンDは「カテリシジン(カセリシジン)」「ディフェンシン(デフェンシン)」という抗菌ペプチドというものを産生させます。

カテリシジンもディフェンシンも、血中ビタミン濃度が低いと、それらの抗菌ペプチドが減少することがわかっています。
また日射量が減る冬の間は、気道粘膜におけるディフェンシン分泌が減少することが報告されています。

また他の報告では、
LL-3というカテリシジンに属する抗菌ペプチドは、インフルエンザウイルスやHIV、コロナウイルスなどエンベロープを持ったウイルスに対し、強い抗ウイルス作用があることがわかっています。
そして、「LL-37の最も強い誘導剤は活性型ビタミンD」であると報告されています。
ビタミンDは免疫細胞のマクロファージに取り込まれ、カテリシジン産生を促進させます。

東京慈恵会医科大の浦島充佳教授の研究によると、
小中学生にビタミンDを投与(1日1200IU)することにより、インフルエンザ発症を4割程度予防できたとあります(2010)。
ハーバード大学の教授も、「ビタミンDにより急性気道感染症がおよそ半分になる」と報告しています(2012)。
また2017年の国際共同研究(日本、イギリス、アメリカ、カナダ、イスラエル、ベルギー、ポーランド、ニュージーランド、オーストラリア、レバノン、インド)の結果では、
25(OH)D濃度が10ng/ml未満のビタミンD欠乏の人に、ビタミンDサプリを内服してもらうと70%の急性気道感染症予防効果があると確認されました。
ちなみにこの研究では、喘息の重症化も防ぐことがわかり、25(OH)D濃度が10ng/ml未満の人は66%も重症化を防ぐことがわかりました。

クリニックの患者さんでビタミンD濃度を測定すると、高齢者に限らず若い人でも10ng/mlの方をみかけます。
たいがいは10~20ng/mlで、初診時に20ng/ml以上いっている人はまずいません。
100人中1人いるかいないかくらいです。

ビタミンDを積極的に取らない手はないと思います。

けれど、上記の作用を示すためには、ビタミンDが生体内で活性型ビタミンDに変換されないといけません
活性型ビタミンDに変換するときにマグネシウムが必須となります。

必ずビタミンDとマグネシウムはセットで摂取してください。

 

日本でも感染者が報告されていますが、今のところ沖縄では報告されていません。
沖縄も中国からの観光客が多いところです。
ひょっとしたらビタミンD(日光による産生)が関係しているのかもしれません。

100年以上前から結核など感染症の治療には日光浴や光治療がおこなわれてきました。
怪しいと思ったら、たくさん太陽の光を浴びてください。
仕事などで日光浴する時間がなければ、ビタミンDサプリで補充した方が効率は良いと思います。